2019年7月21日日曜日

謝罪の場に適したファッションカラーは?

photo by Masumi Chiba


ご覧くださって ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の 千葉真須美 です。


先日某タレントさんが行った謝罪会見が
大変話題となっています。

その内容はさておき、
謝罪を行う際に適するファッションカラーが
あることをご存知ですか?

謝罪の場に最も適する色、
それは ダークグレー です。
次いで 黒 もOKとされています。

企業・団体向けの広報に関する書籍にも、
「謝罪会見にはグレーのスーツ」と
しっかり書かれています。
前述の会見では黒のスーツを
着用していらっしゃいましたね。

「ネイビーじゃダメなの?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

ネイビーは知的さ、誠実さといった印象と共に、
正義感をアピールする色でもあり、
前向きなイメージがあります。

そのため、自分の非を認めお詫びをする場面では、
ネイビーよりも主張が少なく、
分別のある真面目な人柄を感じさせつつ
控えめな印象を与えるグレーが適しています。

謝罪は、することも、されることも無いのが一番です。
しかし、万が一お詫びをしなければならない場合、
「謝罪の色」を用いることは、
相手の方に自分の気持ちを伝える手段の一つに
なりうると 私は思っています。




2019年7月15日月曜日

色が美しい特製カバーが毎年楽しみ!~「新潮文庫の100冊」

photo by Masumi Chiba


ご覧くださって ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の 千葉真須美 です。

今年はどうやら長梅雨のようです。
ここは開き直って、お家で読書はいかがでしょう?

今年も「新潮文庫の100冊」が発表されました。
もうすっかり夏休み目前のこの季節の恒例ですね。
私も学生時代から注目しています。

近年、特に楽しみなのが 特製カバー です。
選ばれた100冊(今年は110冊)の中の一部に
美しい色のカバーがかけられ発売されます。

今年は下の写真の8作品に特製カバーが掛けられました。
(画像は 新潮社のサイト よりお借りしました)



この中から、

川端康成 著
「眠れる美女」と

三島由紀夫 著
「仮面の告白」を

購入しました。


因みに去年は
「人間失格」
「銀河鉄道の夜」
「卍」の3冊を
購入しています。



これらのカバーは 紙の色の美しさだけでなく、
紙の色にコーディネートされた輝く文字色で、
本当に美しいです。(それをお伝えしたくて、
苦労して一番上の画像を撮りました。)

また、各カバーの色は、それぞれの作品のイメージに
合わせて選ばれているようですね。
色のイメージを重ねて作品を楽しむのも面白そうです。

書店に立ち寄る機会がありましたら、
ぜひ実物をご覧になってみてください。
きっと良い目の保養になると思います。




2019年7月8日月曜日

赤に純粋さを感じた映画「新聞記者」


ご覧くださって
ありがとうございます。

カラーリスト・色彩講師の
千葉真須美 です。


先週久しぶりに日本映画を
観に行きました。
現在公開中の話題作
「新聞記者」です。

政府の極秘情報を突き止め
ようとする女性新聞記者と、
元上司の自殺の背景を探る
内調(内閣情報調査室)の
官僚が主人公です。



これは現実?!-と思えるリアルな内容で、
じわじわと怖さを感じる作品でした。


さて、この作品で印象的だったのは
シム・ウンギョンさん(上の画像の左側)が演じる
女性記者が身に付けていたニットやマフラーの「赤」です。

ポスターやチラシではかなり暗い色合いですが、
画面で見ると、派手でも地味でもない可愛い赤でした。
この赤い色が、黒やグレーの多いオフィス、
冬の街並み、あるいはスーツ姿の男性たちの
中で目を引きます。

「目を引く」ということは、
何らかの意図があって選ばれた色に違いありません。

では、なぜこの赤が使われたのでしょう?

女性らしさをアピール?
それとも、仕事にかける熱意・情熱の象徴?

私が感じたのは「純粋さ」です。

先ほど「可愛い赤」と書いた通り、私の目には
新聞記者としてバリバリ仕事している女性にしては
なんとなく少女っぽい赤に感じられました。
そのため、真相究明へと突き進む彼女の姿に、
純粋で真っ直ぐなイメージが加わって見えました。

一方、松坂桃李くん演ずる内調の官僚は、
職務に疑問を持ちながらも、
家族や自分の立場を案じ思い悩みます。

真っ直ぐな彼女と、苦悩する彼。
二人の対照的な姿が「赤」によって
強調されていたと思います。

あなたの目にはどう映るでしょうか?
ぜひ映画館でお確かめください。




2019年6月30日日曜日

ビタミンカラーで元気に梅雨を乗り切る!

photo by Masumi Chiba


ご覧くださって ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の 千葉真須美 です。

相変わらず梅雨らしい天気が続いています。
仙台では蒸し暑かったり、肌寒かったりで、
洋服選びや体調管理が難しい毎日です。

その上、週末は必ずと言っていいほど雨。
気持ちの上でもスッキリしません。。。

こんな季節は
意識的に 元気な色 を取り入れるのがおすすめです!

元気な色と言えば ビタミンカラー

ビタミンカラーとは柑橘系のフルーツ
= レモン、オレンジ、ライム などをイメージさせる
黄色、橙色、黄緑色を中心とした色で
明るく鮮やかな色調が特徴です。


photo by Masumi Chiba

ビタミンが豊富な野菜や
フルーツの色であることから
このようなネーミングに
なったようです。

ビタミンカラーは
暖色が中心ですので、
血圧や心拍数を上げたり、
食欲を増進させる効果が
あります。

また、
見る人に活力を与えて
前向きな気持ちにしてくれる
色でもあります。




ビタミンカラーの食べ物を取り入れる、
ビタミンカラーの花をお部屋に飾る、
ビタミンカラーの服や小物を身につける…と、
生活の中にビタミンカラーを積極的に取り入れてみましょう。

梅雨のどんよりした空気の中でも、
色が「元気」を運んでくれます!




2019年6月23日日曜日

カラーセンス(色彩力)を磨く! その6 ~ 色の分量と配置に注目してみる


photo by Masumi Chiba



ご覧くださって ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の 千葉真須美 です。

今日は久しぶりに
「カラーセンス(色彩力)を磨く! 」シリーズです。

これまでの記事は下のリンクよりご覧いただけます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*過去の記事
  ・カラーセンス(色彩力)を磨く! その1 ~ 色を観察する  
  ・カラーセンス(色彩力)を磨く! その2 ~ 好きな色を集める  
  ・カラーセンス(色彩力)を磨く! その3 ~ 色を組み合わせてみる  
  ・カラーセンス(色彩力)を磨く! その4 ~ 慣用色名に強くなる 
  ・カラーセンス(色彩力)を磨く! その5 ~ 基準となる色を確認する

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


素敵なファッションやインテリア、
あるいは美しい絵画や写真、映像などを見た時
「あぁ~、〇〇色と〇〇色の組み合わせが綺麗!」などと、
色の組み合わせ方にだけ注目してしまう事はありませんか?

もちろん、配色(=複数の色を組み合わせること)では
「どの色とどの色を組合せるか?」という
色選びが大変重要です。

しかし、実際はそれだけではありません。
色選びの他にも大切なポイントがあります。
それは、それぞれの色の分量配置です。

図のピンクとブルーの2色配色をご覧ください。


同じ2色の組み合わせでも
色の分量の割合が変わると
受ける印象(イメージ)も
違ってきます。

分量が多い色(左はピンク、
右はブルー)のイメージが
より強く伝わりますね。


こちらは
2色の分量は同じですが、
上下の位置が変わりました。

こちらは安定感などが
違って感じられます。







このように色の分量や配置が
全体の印象に与える影響は少なくありません。

応用例として、ファッションカラーで考えてみましょう。
2つの色で、トップとボトムを構成するとします。

長袖 + 膝上のスカートやショートパンツ
半袖 + 膝上のスカートやショートパンツ
半袖 + ロングのスカートやパンツ …

アイテムごとに面積が異なりますので、
組み合わせ方によって色の分量のバランスが変化します。
それに伴い、色から受ける見た目の印象も変わります。

また、2つの色をトップ・ボトムの
どちらに配置するかでも印象が変わります。

色選びに加え、色の分量のバランスや配置も
カラーコーディネートの重要な要素です。

日頃から 物や写真などのビジュアルを目にした際、
色の分量や配置にも注意して観察してみましょう。
色を見る目がより深くなるはずです!




2019年6月16日日曜日

色と香りのコラボで より深い感覚を楽しむ

photo by Masumi Chiba


ご覧くださって ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の 千葉真須美 です。


雨模様の日が続くと
なんとなく気持ちも下向きになりがちです。
そんな気分をリフレッシュするには
色と香りの活用がおすすめです。

最近私が気に入っているのが
上の写真のフラワー・ディフューザーです。
ボトルにさした花がオイルでだんだんと色づき、
香りだけでなく色も楽しめます。


*画像はアート・ラボさんのサイトからお借りりました

上の黄色い花の香りは
ガーデニア(くちなし)です。

ちょうど今頃の季節に
咲く花ですから、
季節感もピッタリ!

このシリーズでは
他にローズ、ロータスなど
いくつかの色と香りの組み
合わせが楽しめます。
(回し者ではありませんので、
 念のため…。笑)




五感(=視覚・嗅覚・聴覚・味覚・触覚)
互いに影響し合っています。

例えば、
「赤いリンゴ→甘そう、青いリンゴ→酸っぱそう」
と感じるのは 色(視覚)から 味(味覚)への連想です。

同様に 色(視覚)香り(嗅覚)の関係においても、
色から 甘い香り、爽やかな香り、落ち着いた香りなどと
ある特定の香りが連想されたり、反対に香りから特定の色を
思いべることもあります。

そのため、色と香りのイメージが一致すると、
二つの相互作用でより深い感覚が楽しめます。

ファッション・カラー + フレグランス、
インテリア・カラー + ルーム・フレグランス … と
色と香りのコラボレーションを取り入れてみてはいかがでしょう。
気分を高めたり、変えたりするのに効果が高いはずです。



余談ですが…、個人的な香りのイメージでは
このガーデニアのフラワー・ディフューザーは
もう少し柔らかい黄色でも良いのではないかと思いました。

しかし、考えてみると、
慣用色名の「梔子色(くちなしいろ)」は
くちなしの実を用いた染物の色を指し、
このような赤みを帯びた黄色です。
そんな理由も含めて選ばれた色のようですね。

色選びは本当に奥深いです。。。





2019年6月9日日曜日

紫は梅雨に合う色? ~ 高貴で多彩な紫の魅力

photo by Masumi Chiba

ご覧くださって
ありがとうございます。

カラーリスト・色彩講師の
千葉真須美 です。


仙台では梅雨空の
肌寒い日が続いています。

この季節をイメージさせる
色といえば「紫」ではないか
と私は思っているのですが、
みなさまはいかがでしょう?




紫は古くから高貴な色とされ、
日本では最高位の色・天皇を象徴する色です。
先日 日本流行色協会が発表した「令和 慶祝カラー」にも
紫系の「菫(すみれ)」が含まれていました。

さて、紫を色の温度感という視点で見ると、
暖かさを感じる 暖色 と、涼しさを感じる 寒色
中間に位置する 中性色 で、温度感の無い色です。

しかし、同じ紫系でも、
寒色の青に近い 青紫 と 暖色の赤に近い 赤紫 では
温度感の差が結構あります。
それに伴い、受ける印象の幅も広いと感じます。


photo by Masumi Chiba

カラーイメージで捉えると
紫は神秘的なイメージや、
ミステリアスさ、そして
少々複雑な感じもあります。

絵の具で赤と青を混ぜると、
紫色ができますよね?

つまり、紫は
赤の情熱的なイメージと
青の冷静なイメージの、
対照的な二つの要素を含んで
いるため、先に挙げたような
イメージが生じるのでは
ないでしょうか。



また、色鉛筆 に注目してみると、
日本製の色鉛筆は海外の物より
紫のカラーバリエーションが豊富です。

ということは、日本人は紫が好きで、
紫に対して細やかな感覚を持っていると思われます。

和の雰囲気、寒くも暖かくもない、ちょっと複雑…

これらのイメージや性質から、
紫は梅雨の季節に合う色だと私は思っています。


photo by Masumi Chiba

【画像の花と花の色】

・上 紫露草 
  (紫に近い)

・中 紫陽花
  (薄い青紫)

・下 紫陽花
  (赤紫に近い)













2019年6月2日日曜日

色のトーンが物語の個性を際立たせる~「世界の名作絵本原画がやってきた!」


ご覧くださって
ありがとうございます。

色彩講師・カラーリストの
千葉真須美 です。


前回の記事で
函館を旅したことを
ご報告しました。

今回は、その際に
立ち寄った展覧会

「世界の名作絵本原画が
 やってきた!」

のご紹介です。

絵本の原画ということで
ぬり絵好きの私としては
興味津々の展覧会でした。



会場は 有名な観光スポット 五稜郭の
すぐお隣に位置する 北海道立函館美術館 です。

「はらぺこあおむし」 のエリック・カールさん
「ムーミン」 のトーベ・ヤンソンさんをはじめ
世界の絵本作家による個性豊かな作品の数々が展示され、
色とりどりの華やかな展覧会でした。

原画は やはり美しい!

原画と一緒に製本化された印刷版も展示されていて、
比較すると、原画の色の繊細さ・色の幅の広さを感じました。
原画では微妙な色の変化がよく分りますし、
淡い色はより淡く、暗い色はより暗く見えます。

逆にいうと、印刷では色が単純化されたり、
発色の範囲が狭かったりするということですね。

もう一点、強く印象に残ったのは、
色のトーンによるインパクトの強さ です。

作品は 水彩画、油彩画、版画などさまざまな技法で描かれ、
それぞれの線やタッチにも作者独自の個性がありますが、
パッと見た瞬間に受ける印象は
色のトーンによるところが大きいです



上の写真はこの展覧会の
チラシです。

上半分の画で描かれた
子牛は毛並みなどとても
リアルですが、ソフトな
トーンなので優しい印象
を与えていますね。


また、左の写真は
チラシ裏面の一部ですが、
それぞれの作品を見ると

鮮やかなトーンであれば
元気で楽しいイメージ、

ダークトーンなら
どこか怪しげな雰囲気や
神秘的な感じが
伝わってきます。





「何色と何色を合わせるか?」という細部の配色よりも、
作品全体の色のトーンが物語の世界観を
強く伝えていることが、この写真からも分かります。

今度絵本を手にする機会がありましたら、
その物語がどんなトーンで演出されているかに
注目してご覧になってみてください。
色選びのよい勉強になると思います。




2019年5月26日日曜日

所変われば色も変わる ~ 函館で出会った元気な黄色

photo by Masumi Chiba


ご覧くださって、ありがとうございます。
色彩講師・カラーリストの 千葉真須美 です。

まだ 5月だというのに真夏の暑さですね。
体調を崩されないよう、くれぐれもご注意ください。


さて、前の記事でご報告した青森県の三内丸山遺跡の後、
新幹線で北海道へと移動して、初めて函館を旅しました。

函館はとても良い街でした。
美しい風景、どこか昭和の香りがする街並み、
美味しい食べ物などを満喫してきました。

ところで、旅先でふと目に留まるのは、
いつも見ている色と違う色です。

例えば、上の写真の消火栓。
普段見慣れているのは赤い消火栓なので、
黄色い消火栓は大変新鮮でした。

また、街のあちこちに見られる消火栓の黄色が、
街並みをより明るくしているように感じました。



それから満開のタンポポも
大変目立っていました。

こちらは五稜郭のお隣にある
函館美術館の裏庭です。
まるで植えているかのような
見事なタンポポです。
太陽の陽射しを受け、新緑と
共にキラキラ輝いていました。

ついでに、市電の写真を撮ったら、
狙ったわけではないのに
車体も背景のビルも黄色系でした。

そんなわけで、私にとっては

函館 = 黄色

というイメージが出来上がりました。

またどこかへ出かるチャンスがあれば、
自分の住む街とは違う素敵な色を
探してみたいと思っています。







2019年5月19日日曜日

「黒曜石 縄文の色展」で 神秘的な黒の魅力にふれる



ご覧くださって
ありがとうございます。

色彩講師・カラーリストの
千葉真須美 です。



気持ちの良いお天気に
誘われて、ふとどこかへ
出かけたくなる季節ですね。

私も、つい先日久しぶりに
少々遠出をしました。

その途中で、気になって
いた展覧会
「黒曜石 縄文の色展」
足を運び、素敵な色を
見てきました。






会場は青森県青森市の三内丸山遺跡内にある
三内丸山遺跡センターです。



昨年、
映画「縄文にハマる人々」を
観たのをきっかけに、縄文文化に
興味を持っています。

映画が作られたということは、
どうやら 縄文時代・文化が
静かなブームになっているようで…。

今回はそれに加え「色」ですから
興味津々でした。






さて、この展覧会の主役は 黒曜石(こくようせき)です。
黒曜石は切れ味が良いことから槍や弓矢、
あるいはナイフの用途に使用されていました。

その名の通り黒い色をしていて、
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」では黒曜石でできた地図盤を
「夜のように真っ黒」と表現しています。

黒は全ての光を吸収する輝きの無い色です。
しかし、黒曜石は(おそらく結晶等の作用で光を反射して)
輝きを発しています。

キラキラ輝く他の宝石類とは異なり
なんとも静かで神秘的な輝きです。
そして、黒+輝き 高級感 を感じさせます。

産地によって、透明感があるもの、
他の色味を感じるものなど個性があり、
それぞれに魅力的でした。

この展覧会だけでなく、三内丸山遺跡には
遺跡や土器などたくさんの見どころがあります。
機会があればぜひ訪れてみてください。
縄文文化の豊かさに、きっと驚かれることと思います。


最後に三内丸山遺跡の写真を一枚。

Photo by Masumi Chiba



















2019年5月12日日曜日

中村佑介さんのぬりえに Photoshop でチャレンジ



ご覧くださって、ありがとうございます。
色彩講師・カラーリストの 千葉真須美 です。

新緑の美しい季節となりました。
日一日と深まっていく木々の緑を見ていると、
色彩の美しさと共に強い生命力も感じますね。



昨年「中村佑介ぬりえブック COROL ME」の
コンテスト入賞賞品として、なんと中村佑介さんが
描いてくださった似顔絵ぬりえをいただきました!
小さめの色紙に直筆で描かれていて、
入賞作品の原画のエッセンスが取り入れられた
なんともスペシャルで嬉し過ぎる似顔絵です。

手にした時には感激のあまりトリハダが立ちました。
もちろん、一生の宝物です。
宝物なのでこれはこのまま保管し、
一緒にいただいた画像データをプリンして塗ることに。

はじめは色鉛筆で塗ってみましたが、
色鉛筆ではイメージした色合いよりも
ソフトな発色になってしまいます。
そこで、画像データもあることですし、
Photoshopを使った着色にチャレンジしてみました。



配色は
ぬりえ作品での
色のアイディアを
一部使用しました。

この作品は
赤い壁がポイントだと
思っているので、
今回も背景は赤です。






こちらは途中経過です。
背景 → 額 → ポールと
ロープ → 髪 という順で
色を置いていきました。

ポールとロープは手前に
あるように見せようと
色を明るくしてあります。






シャツの紫色は
私が好きな色の一つです。

髪とシャツは
奥行が出るようにと
手前と奥の色を変えました。

明るい髪の色とのバランスで
肌もごく明るい色に。…

こちらが完成作品です。





文字にしてしまうと簡単な作業に感じますが、
実際はものすごく苦労しました。
Photoshopでのぬりえ自体が初めてでしたので、
作業に慣れるまでにかなり時間を要しました。

また、色鉛筆では濃淡やタッチで
質感などを出すことができますが、
Photoshopでは基本ベタ塗りになります。
そのため、色選びがより重要であると感じました。

その一方で、PCでは微妙な色の調整が可能です。
少しずつ色を変えて何度も試しながら色を選ぶことは、
難しかったですけれど、良い勉強にもなりました。

色鉛筆でも、Photoshopでも、
やはりぬりえは楽しいです!

中村佑介さんのぬりえの第二弾も計画されているようで、
発売がとっても待ち遠しいです♪



2019年5月5日日曜日

カラーコーディネート(コロリアージュ含む)関連記事インデックス(2019/5/5現在)

photo by Masumi Chiba


ご覧下さってありがとうございます。
色彩講師・カラーリストの 千葉真須美です。

「令和」という新しい時代が始まりました。
一つの大きな区切りを迎え、
気持ちもリフレッシュされますね。

このブログは平成27年(2015年)にスタートし、
これまで160を超す記事を綴ってきました。
その中で掲載日は飛び飛びながら
シリーズとして扱った記事のインデックスをまとめました。

中には重複している内容もありますが、
その点は私が強くお伝えしたい事と
受取っていただければと思います。

*タイトルは該当記事にリンクしていますので、
 クリックしてご覧ください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



【カラーコーディネート講座】


Ⅰ. はじめに
  1.   カラーコーディネートはここから始まる
  2.   カラーコーディネートにセンスはいらない

Ⅱ. カラーコーディネートの基本
  1.   色の成り立ち/色の三属性
  2.   色の三属性その1・色相
  3-1.  色の三属性その2・明度
  3-2.  明度による心理への影響
  4.   色の三属性その3・彩度
  5.   色の「トーン」とは?

Ⅲ. カラーコーディネート実践編
  1.   配色のポイントはこれだけ
  2.   色相による まとまりの配色
  3.   トーンによる まとまりの配色
  4.   色相による きわだちの配色
  5.   トーンによる きわだちの配色
  6.   色相+トーンで効果アップ!
  7.   モノトーンのコーディネート 

Ⅳ. カラーコーディネート応用編
  1.  アクセントカラー その1
  2.  アクセントカラー その2 
  3.  グラデーション その1
  4.  グラデーション その2
  5.  セパレーション



【コロリアージュ関連】


コロリアージュ/色選びのヒント 1 ~ ナチュラル・イメージで
コロリアージュ/色選びのヒント 2 ~ トーンを揃えて統一感を
コロリアージュ/色選びのヒント 3 ~ 色で奥行きを演出
コロリアージュ/色選びのヒント 4 ~ 安定感とアクティブ感
コロリアージュ/色選びのヒント 5 ~ 色のバランスと面積効果

ぬり絵・色選びのヒント~色相環を使って配色した2つの作品
大人のぬり絵/「奥行き(前後感)」の表現にチャレンジ
大人のぬり絵に「澄んだ色・濁った色」を活用



【カラーセンス(色彩力)を磨く】


カラーセンス(色彩力)を磨く! その1 ~ 色を観察する
カラーセンス(色彩力)を磨く! その2 ~ 好きな色を集める
カラーセンス(色彩力)を磨く! その3~ 色を組み合わせてみる
カラーセンス(色彩力)を磨く! その4 ~ 慣用色名に強くなる
カラーセンス(色彩力)を磨く! その5 ~ 基準となる色を確認する



【カラーカード(配色カード)について】


カラーカード(配色カード)の使い方 ~1.カードの構成(1)
カラーカード(配色カード)の使い方 ~2.カードの構成(2)
カラーカード(配色カード)の使い方 ~3.活用法





2019年4月28日日曜日

韓国ドラマ「あなたが寝ている間に」で描かれた色覚の多様性

アプリ「色のシミュレータ」を使用


ご覧下さってありがとうございます。
色彩講師・カラーリストの 千葉真須美です。

ゴールデンウィークが始まりました!
今年は10連休の方が多いようですね。
みなさま 素敵な休日を過ごされますように♪


さて、先日 韓国ドラマ「あなたが寝ている間に」を見ていたら、
色の見え方 に関するエピソードが登場しました。
これがかなり良い内容でしたので、ご紹介したいと思います。
ただしネタバレとなりますのでご注意ください。


「あなたが寝ている間に」

物語終盤の裁判シーンで、
チョン・へインさん演ずる
警官が事件の証人として
出廷します。

彼は現場で目撃した2本の
傘についてそれぞれの色を
尋ねられますが、答えるこ
とができません。

なぜなら、2本の傘の色は
赤と緑で、彼はこの2色を
見分けにくい色覚の
持ち主だったからです。



色覚(色の見え方)には個性があります。
そのため、自分に見えているその色が
他の人にも同じ色に見えているとは限りません。

中には赤と緑の見分けが困難なタイプもあります。
昔は「色盲」「色弱」、数年前までは「色覚異常」と
呼ばれた見え方で、現在は「色覚多様性」と表現されています。

この見え方を スマートフォン・アプリ「色のシュミレータ」で
再現したのが一番上の画像です。
左側の色相環の12色が、右側のように見えます。
確かに赤と緑の見分けるのはかなり難しそうですね。

話はドラマのストーリーに戻ります。

「私は色を識別できません。」
そう告白した証人に、
「では、あの日に見た傘を描写できますか?」
と検事は質問を続けます。

ここで弁護士は、
「裁判長、普通の人でも夜間に一瞬見ただけの傘を
記憶するのは難しい。ましてや色の分からない証人が…」
と証人の証言の信憑性を否定しようとしますが、
その言葉を遮って彼はこう主張します。

分からないのではなく、普通の人と見え方が違うだけです。
明暗には敏感なので、夜間の識別には自信があります。

(傘の形態を描写し)長い傘は被告人のネクタイに似た色、
折り畳みの傘は検事さんの法服のラインより鮮明な色です。

自分の見え方をきちんと説明していること、
自分が見ている色の中で傘の色をしっかりと表現したことに
感心・感動しました。
色覚についてここまで語られたドラマは初めてです。

日本では男性の約5%、女性の0.2%の方が
このタイプの見え方であると言われています。
ドラマのエピソードを通して
たくさんの人々の色覚への理解が深まれば、
カラーリストとしても大変嬉しいです。





2019年4月21日日曜日

カラーカード(配色カード)の使い方 ~3.活用法

photo by Masumi Chiba


ご覧下さってありがとうございます。
色彩講師・カラーリストの 千葉真須美です。

桜の花と入れ替わるように木々が芽吹き始めました。
これからしばらくは街が柔らかな緑色に包まれる季節ですね。



カラーカード(配色カード)の使い方は、
カラーカード(配色カード)の使い方 ~ 1.カードの構成(1)
カラーカード(配色カード)の使い方 ~ 2.カードの構成(2)
に引き続き、いよいよ 活用法 へと進みます。

カラーカードを使って具体的にどんなことができるか?
今回はそれをご紹介します。


1 色を確認できる

(1)色名 → 色
色の表示(色名)からその色を確かめたいときに利用できます。

例えば「青紫とはどんな色?」という場合は …


青紫の純色は
v20(ビビッドトーン・青紫)
ですので、裏に「v20」と
印刷されているカードを選び
色を確認します。

*カードの表示については
 1.カードの構成(1) の記事を
 ご覧ください。


v20は真ん中の色です。

その前後の色(この場合は
v19 とv20 )も合わせて
確認すると、色の違いが
よく分ります。


(2)色 → 色名
(1)の逆のバターンで「この色は色名でいうと何色?」と
色名を知りたい場合は、その色に近いカードの色を選んで
裏の表示を確認すれば良いですね。


2 配色を手軽に試せる

「あの色とこの色を組み合わせたらどうだろう?」
「この色に合うのはどんな色だろう?」…

色合わせを頭の中でイメージするのは難しいけれど、
カラーカードを使えば手軽に試すことができます。

例えば、「明るいブルーに合わせる色は
ピンク系とオレンジ系のどちらが良いか?」という場合は…


明るいブルー(b18)、
ピンク系(b24)、
オレンジ系(b4)の
カードを並べてみれば
一目瞭然です。








配色の学習では実際に色を合わせて見ることが大切です。
カラーカードでいくつもの色合わせを試してみましょう。


3 切り貼りできる

「これ、切っていいんですか?」
「カラーカードって見本だと思ってました。」…
たくさんの受講者さんがそうおっしゃいます。

カラーカードは、もちろん色見本としても使えますが、
本来は学習ツールとして切り貼りに使うものです。
裏面のドットは切り取るときの目安なのです。


記事トップの画像や
こちらの写真のように
私の講座では
カラーカードを使った
配色練習を繰り返し
行っています。







さて、もう一つのおすすめは、
ブログのカバー画像に写っている 一覧表 です。



こちらは私の手作りで、
横に 
色相 2~24(偶数番号のみ)
縦に 
トーン 10個 を並べて
カラーカードを切り貼りして
作りました。





横の列で見て行くと、
1つのトーンの色相によるバリエーションが分ります。
縦の列で見て行くと、
1つの色相でのトーンによるバリエーションが分ります。

色相・トーンの変化を全般的に見渡せるので、
色の確認をするのにも良いですし、
配色のヒントも得やすいです。

切り貼り作業には少々時間を要しますが、
やり始めると結構楽しいです。♪
ぜひお試しください!



*関連記事
  ・カラーセンス(色彩力)を磨く! その1 ~ 色を観察する  
  ・カラーセンス(色彩力)を磨く! その2 ~ 好きな色を集める 
  ・カラーセンス(色彩力)を磨く! その3 ~ 色を組み合わせてみる  
  ・カラーセンス(色彩力)を磨く! その4 ~ 慣用色名に強くなる 
  ・カラーセンス(色彩力)を磨く! その5 ~ 基準となる色を確認する



2019年4月14日日曜日

カラーカード(配色カード)の使い方 ~2.カードの構成(2)

photo by Masumi Chiba


ご覧下さってありがとうございます。
色彩講師・カラーリストの 千葉真須美です。

仙台でも桜が満開となりました!
やわらかな桜色は、
日本人が最も春を感じる色ですね。



さて、前回の記事 では、カラーカード(配色カード)の
色の表示についてご説明しました。

今回は 配色カード199a がどんな色で構成されているか、
含まれている色を具体的にご紹介します。


1 PCCSの有彩色(144枚)

最初は PCCS(日本色研配色体系)の有彩色です。
有彩色は各トーン毎に色彩番号の小さい色から
順番に並んでいます。

収められているトーンの順番は次の通りです。

v   ビビッドトーン(純色) 24枚
dp   ディープトーン 12枚
dk   ダークトーン 12枚
p   ペールトーン 12枚
lt     ライトトーン 12枚
b   ブライトトーン 12枚
sf  ソフトトーン 12枚  
d   ダルトーン 12枚
ltg   ライトグレイッシュトーン 12枚
g   グレイッシュトーン 12枚
dkg  ダークグレイッシュトーン 12枚

*ビビッドトーンは24色全てが揃っていますが、
 他のトーンは偶数番号のみの12色です。
*s ストロングトーン は含まれていません。



最初に綴られている
ビビッドトーンの24色。

左端が
1番の 紫みの赤 です。
右側にいくに従って
色相番号の数字が
増えていきます。


こちらは
dp ディープ・トーン の
12枚です。

画面の右側が
2番の赤、
左端が
24番の赤紫です。






2 無彩色(17枚)

有彩色の後には無彩色が続きます。
無彩色の構成は 黒(Bk)から 白(W)までで、
その間に 2.0 から 9.0 まで 0.5刻みで
15段階(=15枚)のグレー(Gy)が含まれています。

*グレーの段階を示す 2.0 から 9.0 までの数字は、
 大きくなるほど明るく、白に近づきます。

この記事のトップの写真はその一部です。



3 その他の色(38枚)

色彩検定等で使用するのは
1の有彩色、2の無彩色 までですが、
新配色カード199a にはその後に次の色が含まれます。


ピンク系の
バリエーション10色




ブラウン系の
バリエーション7色


オフニュートラル系の
バリエーション15色


肌色系の
バリエーション6色











これらの色はファッションやインテリアで
よく使用される色です。 

ピンク系は 青みより中間黄みより
肌色系は ピンク系オークル系 に分類されているので、
イエローベース・ブルーベースを用いたメイクカラーの
コーディネートに活用できます。
(そのまま肌にあててみても面白いです!)

以上が合計199枚の内訳です。
尚、綴りの最初にカード構成に関するページがありますので、
そちらもご覧になってみてください。

次回はカラーカードの活用法についてご紹介します。





2019年4月7日日曜日

カラーカード(配色カード)の使い方 ~1.カードの構成(1)

photo by Masumi Chiba


ご覧下さってありがとうございます。
色彩講師・カラーリストの 千葉真須美です。

前回の記事でお伝えしました通り、
今回はカラーカードについて取り上げます。



カラーカードの正式名は、
日本色研
「新配色カード199a」で、
お値段は780円(税別) です。

ビニール袋に入った状態で
書店や画材屋さんなどで
販売されています。



このカードには
赤、青、黄…といった
色名が記載されていません。

カードの裏面に
プリントされている記号
(写真のカードでは dp4 )
が色を表しています。




まずは、色の基本のおさらいと共に
この記号の読み取り方をご説明します。


色は、
色相(色み)明度(明るさ)彩度(鮮やかさ)
3つの要素によって成り立っています。

また、明度と彩度の組合せを トーン といいます。
トーン=明度+彩度 ですから、
トーンと色相で色を表示することができます

カラーカードの裏の記号は、
この トーンと色相 を表しています。
アルファベット=トーン、 数字=色相 です。

写真のカードに記されている dp4 は、
トーンが dp、色相が 4 ということになりますね。

では次に、それぞれの数字が示す色相と、
それぞれのアルファベットが示すトーンです。


◆ 数字が示す色相

色彩検定等で採用されているPCCS(日本色研配色体系)では
色相を24に分割して1~24までの番号で表しています。

それぞれの番号(=色相番号)が示す色相名は次の通りです。

  1  紫みの赤      13  青みの緑         
  2  赤         14  青緑   
  3  黄みの赤      15  青緑
  4  赤みのだいだい   16  緑みの青
  5  だいだい      17  青  
  6  黄みのだいだい   18  青
  7  赤みの黄      19  紫みの青
  8  黄         20  青紫
  9  緑みの黄      21  青みの紫
10  黄緑        22  紫
11  黄みの緑      23  赤みの紫
12  緑         24  赤紫

カードに記載された数字はこの番号にあたります。
2番なら赤、8番なら黄です。
(*青緑と青は、これ以上分けられないため
  数字が2つ存在しています。)



因みに
色相を並べて円にしたものを
色相環といいます。
図の色相環では24色のうち
偶数番号の色だけ
表されています。

偶数最初の数字である2番の
赤は時計の9時の位置にあり、
時計回りで数字が増えていき
8時の位置=24番の赤紫で
終わるという順番です。




◆ アルファベットが示すトーン

アルファベットはトーンの記号(略号)です。
トーンとは前述の通り明度と彩度の組合せで、
下のトーンマップのように表されます。























それぞれの円の中央に記されているのが
トーンの名前と記号で、次の12種類です。


v   ビビッドトーン *純色
b   ブライトトーン
s   ストロングトーン
dp   ディープトーン
lt    ライトトーン
sf    ソフトトーン
d     ダルトーン
dk   ダークトーン
p   ペールトーン
ltg   ライトグレイッシュトーン
g   グレイッシュトーン
dkg  ダークグレイッシュトーン


色相番号とトーンの記号から先ほどの dp4 を読み取ると、
ディープトーンの赤みのだいだい であることが分かります。


dp4 は
こちらの色です。











アルファベットや数字がたくさん出てきて
最初は慣れないかもしれませんが、
色と合わせて見ているうちに頭に入っていくので
大丈夫です。(^^)

長くなりましたので、今回はここまでにします。
次回も引き続きカラーカードについてです。   





2019年3月31日日曜日

カラーセンス(色彩力)を磨く! その5 ~ 基準となる色を確認する

photo by Masumi Chiba


ご覧下さってありがとうございます。
色彩講師・カラーリストの 千葉真須美です。

第5回目となる「カラーセンス(色彩力)を磨く!」シリーズ、
今回は「基準となる色を確認する」です。


 *過去の記事
  ・カラーセンス(色彩力)を磨く! その1 ~ 色を観察する  
  ・カラーセンス(色彩力)を磨く! その2 ~ 好きな色を集める  
  ・カラーセンス(色彩力)を磨く! その3 ~ 色を組み合わせてみる  
  ・カラーセンス(色彩力)を磨く! その4 ~ 慣用色名に強くなる 



色を観察したり、集めてみたり、組み合わせてみたり、
色に親しんできたところで、
書籍や色票を参考に 色を確認してみましょう。 


「その1 ~ 色を観察する」で、
「赤」と認識される色にも
橙に近い赤、赤紫に近い赤、明るい赤、暗い赤… と、
さまざまな色があるというお話をしました。 

では、その基準となる標準的な「赤」
-混じり気のない純粋な「赤」はどんな色なのでしょう? 


人によって色の感覚は異なります。
例えば、あなたが「これが純粋な赤」と感じる色と、
私がそう感じる色は、もしかしたら違っているかもしれません。 

また、「赤」と呼ばれている色にも幅があります。
例えば、色鉛筆で「赤」と表示されていても、
メーカーが違うと色も微妙に違いますよね。 


そこで、一度色を確認してみましょう。
色を確認することで、
「なるほど!これが標準的な「赤」なのね!」
-と、あなたの色彩感覚の中に
しっかりとした色の基準ができていきます。 

もちろん赤だけでなく、他の色も確認してみてください。 


確認する際は、書籍色票 など印刷物を参考にしましょう。
パソコンやスマホで見る色は光の色であるため
物の色と見え方が異なりますし、ディスプレイによって
色が違って見える場合があります。 

書籍でしたら、色の表示の他に、色相環やトーンなど
色彩体系が解説されているものが望ましいです。
(でも、色彩関係の書籍はお値段が高いですよね…。) 

私の一番のおすすめは色票(カラーカード)です。
書店で色彩検定テキストの側によく置いてある
「新配色カード199a」なら税込で900円以下です。 


新配色カード199a
















ただし、このカードには
赤、青…といった色名の表示がありません。
初めて手にする方には少々分かりづらいので、
次回の記事でカードについてご説明しますね。