ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の 千葉真須美 です。
昨年「中村佑介ぬりえブック COROL ME」の
コンテスト入賞賞品として、なんと中村佑介さんが
描いてくださった似顔絵塗り絵をいただきました!
小さめの色紙に直筆で描かれていて、
入賞作品の原画のエッセンスが取り入れられた
なんともスペシャルで嬉し過ぎる似顔絵です。
手にした時には感激のあまりトリハダが立ちました。
もちろん、一生の宝物です。
宝物なのでこれはこのまま保管し、
一緒にいただいた画像データをプリンして塗ることに。
PCでの塗り絵、良い点・難しい点
はじめは色鉛筆で塗ってみましたが、
色鉛筆ではイメージした色合いよりも
ソフトな発色になってしまいます。
そこで、画像データもあることですし、
Photoshopを使った着色にチャレンジしてみました。
配色は
塗り絵作品(入賞作)の
色のアイディアを
一部取り入れました。
この作品は
赤い壁がポイントだと
思っているので、
今回も背景は赤です。
こちらは途中経過です。
背景 → 額 → ポールと
ロープ → 髪 という順で
色を置いていきました。
ポールとロープは手前に
ある感じに見せるため、
色を明るくしてあります。
シャツの紫色は
私が好きな色の一つです。
髪とシャツは
奥行が出るようにと
手前と奥の色を変えました。
明るい髪の色とのバランスで
肌もごく明るい色に。
こちらが完成作品です。
文字にしてしまうと簡単な作業に感じますが、
実際はものすごく苦労しました。
Photoshopでの塗り絵自体が初めてでしたので、
作業に慣れるまでにかなり時間を要しました。
また、色鉛筆では濃淡やタッチで
立体感や質感を表現することができますが、
Photoshopでは基本ベタ塗りになります。
そのため、色選びがより重要であると感じました。
その一方で、PCでは微妙な色の調整が可能です。
少しずつ色を変えて何度も試しながら色を選ぶことは、
難しかったですけれど、良い勉強にもなりました。
色鉛筆でも、Photoshopでも、
やはり塗り絵は楽しいです!
中村佑介さんの塗り絵の第二弾も計画されているようで、
発売がとっても待ち遠しいです♪