童謡「七夕さま」をこどもの頃に歌った記憶のある方が多いと思います。「ささのはさーらさらー」で始まるあの曲です。
この歌の2番の歌詞に「五色(ごしき)のたんざく わたしが書いた」という部分がありますが、さて、この「五色」とは何色かをご存知ですか?
■ 五色の由来
五色とはどんな色か?その答えは…
青 ・ 赤 ・ 黄 ・ 白 ・ 黒
の5色です。
これらは中国の古代思想のひとつ、陰陽五行説に基づいた色です。
陰陽五行説とは、全てのものは陰と陽の相反する2つの側面を持ち、また、木・火・土・金・水の5つの要素から成り立っているという思想です。
この5つの要素に対応する色が
木-青、 火-赤、 土-黄、 金-白、 水-黒 です。
*古くは青と緑を区別していなかったため 青には緑も含まれます。
*黒の代わりに紫を用いる場合もあります。
■ 陰陽五行説と日本文化
陰陽五行説に基づく五色は 七夕以外にも、こいのぼりの吹き流し、相撲の土俵飾りなど、日本の伝統的な行事やお祭りなどに用いられています。
古代中国から朝鮮半島を経て日本にやってきた五色から、中国・朝鮮・日本の色彩文化の一部はつながっているということができます。
日本とのつながりを意識しながら各国の芸術・文化を見ると、その国々がより近しく感じられそうです。
