2015年12月25日金曜日

カラーコーディネート実践編-5. トーンによる きわだちの配色

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださってありがとうございます!
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

ブログ上のカラーコーディネート講座、
前回は色相できわだちの配色をつくりました。
今回は 「トーン」 を利用してつくるきわだちの配色です。



離れたトーンの色を組合せて きわだたせる


色相の場合と同様に、
トーンの差が大きい色を組み合わせると、
色の違いが明確になり
それぞれの色がきわだちます。

トーンどうしの差を大きくするには、
トーンマップ上での位置関係が
できるだけ離れたトーンを選びます。



















例えば、
ペールトーン と ビビッドトーン 、
ライトトーン と ダークトーン などのような関係です。

すると、同じ赤系の色相でも、
それぞれの色の差がハッキリします。

上の写真では、
缶のラベルデザインが同系色でまとめられています。

しかし、トーンの差が大きいため、
きわだち感が強く、メリハリがあって、
文字が明確に読み取れますね。

また、
離れたトーンどうしを組み合わせる場合
縦方向、 横方向、 斜め方向 と
3つのパターンが考えられます。

縦方向の場合は 明度の差が、
横方向の場合は 彩度の差が、
斜め方向では 明度と彩度の差が大きくなります。




2015年12月17日木曜日

カラーコーディネート実践編-4. 色相による きわだちの配色

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、ありがとうございます!
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

ブログ上でお伝えしているカラーコーディネート講座では、
実践編として 前回・前々回と「まとまりの配色」をご紹介しました。
今回は「きわだちの配色」 についてです。



色相差を利用して各色をきわだたせる


まとまりの配色と同様に色相を利用してきわだち感をつくることができます。
色相差が大きい色を組み合わせると、色の違いが明確になり
それぞれの色がきわだちます。

色相差を大きくするには、色相環上での距離をできるだけ遠くします。
距離が最も遠い色は、色相環の中心を挟んで向かい合う色どうしです。















例えば、
 黄 青紫 、    青緑 といった関係です。

真向いだけでなく、その両隣の色も OK です。
 黄  と   、  と   などですね。
上の写真のポインセチアは、花が赤紫、
葉が緑で、色相環上の距離が遠く、
きわだち感の強い組み合わせです。

因みに、色相環上で向かい合う2色を
「補色」 といいます。

補色関係にある2色は、
お互いの色をより鮮やかに引き立てます。
色をハッキリと鮮やかに見せたい場合は
この補色の効果を利用すると良いですね。




2015年12月9日水曜日

2016年を象徴する色 PANTONE Color of the Year 2016


ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

先週末、パントン社が選ぶ来年の色
"PANTONE Color of the Year 2016" が
発表されました。

選ばれたのは

"Rose Quartz  Serenity" 
ローズ・クォーツセレニティ

2つの色が選ばれたのは、今回が初めてです。

暖色と寒色の組み合わせですが、
どちらも明るく柔らかなトーンで、
優しい雰囲気が感じられる色ですね。

不安やストレスの多い現代社会で
精神的な安定や安心感を求める人々を
暖かく包んでくれる ローズ・クォーツ
リラックスさせてくれる セレニティ

この2つの色は、
男女の平等性や可変性といった意味も含んでいます。

キーワードは、

 ・ BALANCE (調和)
 ・ CALMING (穏やかさ)
 ・ WELLNESS (健康)
 ・ COMPATIBLE (両立性)
 ・ DUALITY (相対性)
 ・ TRANQUILITY (平静)

まさに時代を反映している色と言えそうです。


* 画像は PANTONE の ウェブサイト よりお借りしました




2015年12月3日木曜日

カラーコーディネート実践編-3. トーンによる まとまりの配色

photo by Masumi Chiba


ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

ブログ上のカラーコーディネート講座は
引き続き「まとまりの配色」についてです。
今回ご紹介するのは
トーン を利用してまとめる方法です。



同じ、または近いトーンでまとめた調和


トーン とは、色の三属性の中の
「明度」 と 「彩度」 の組み合わせです。

一つのトーン、または近いトーンの色を
組み合わせることで、
まとまりのある配色となります。

下の図はトーンマップといい、
トーンのバリエーションと位置関係を
示したものです。















この中で一つのトーン、
あるいは隣合うトーンの色を用います。

例えば、上の写真の建物は、
ペールやライトあたりのトーンで
構成されていて、カラフルでありながら
全体の統一感を感じます。

対照的な色相である も、
 赤   緑  というように、
ダークトーンでそろえると
まとまった印象となります。

このトーンによるまとまりは、
トーンの彩度が低い
(トーンマップの左寄りの位置)ほど
まとまり感が強くなります。

組み合わせる色数が多い場合は、
このようにトーンを近づけることで
まとめるのがおすすめです。




2015年11月25日水曜日

カラーコーディネート実践編-2. 色相による まとまりの配色

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

ブログによるカラーコーディネート講座は、
前回から実践編に入りました。

はじめにお伝えしたのは、
カラーコーディネートにおける重要ポイントは、
まとめるか? きわだたせるか?
-であるとことです。

今回は 「まとまりの配色」 について詳しくご説明します。



色相をまとめて統一感を表現


まとまりの配色は全体の統一感が強く、
落ち着いた印象となります。

この まとまり を得る手法の一つが
色相でまとめるという方法です。

色を構成する3つの要素(三属性)は、
色相、 明度、 彩度 でした。

この中の 色相(色み) によって、
統一感を演出します。

具体的には、一つの色相、
あるいは、色相が近い複数の色によって
配色を作り上げていきます。

「色相が近い色」 というのは、
下の色相環の位置関係でいうと、
隣り合う色あたりまでです。

一般に「同系色」と呼ばれる色ですね。















例えば、上の写真でしたら、
葉と木の幹が  と 黄みのだいだい あたりの
色相で構成されたまとまりの配色です。

ファッションでしたら、
同系色配色の代表とも言える
ネイビーのスーツブルーシャツ が、
色相によるまとまりの配色です。

「同系色配色は間違いがない」
-などと よく言われるように、
色相によって大変まとまった配色を作ることができます。


次回は、まとまりを得るためのもう一つの方法をご紹介します。




2015年11月17日火曜日

カラーコーディネート実践編-1. 配色のポイントはこれだけ

Photo by Masumi Chiba

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カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

ブログ上でのカラーコーディネート講座は、
基礎編に引き続き、いよいよ実践編へと入ります。



配色のポイントは「まとまり」か「きわだちか」


さて、複数の色を組み合わせることを「配色」と言います。

毎日のお洋服選びなどのファッション関連から、
インテリアやフラワー、デザインといった分野においても、
「配色」という行為は欠かせません。
この配色における色の調整が「カラーコーディネート」 です。

色と色とを、どのように調整して組み合わせるのか?

カラーコーディネートにはさまざまな手法がありますが、
私が考える最も重要なポイントは、

まとめるか?
それとも、きわだたせるか?


たったこれだけです。

「まとめる」 というのは、
共通の要素を持つ色どうしを組み合わせて、
全体の統一感を強調することです。
なじみ感が強く、安定したイメージが得られます。

それに対して、

「きわだたせる」 は、
要素が大きく異なる色どうしを組み合わせて、
色と色の違いを強調することです。
メリハリ感が出て、動的なイメージとなります。

「まとまり」 と 「きわだち」 は対照的なイメージで、
その中間のどちらでもない配色は、
あいまいで印象が弱くなる傾向があります。

まとめるか? きわだたせるか?

この視点からのカラーコーディネート法を
ご紹介してまいります。


*画像はチェコのチェスキークルムロフです。
  赤茶色でまとめられた統一感のある街並みですね。




2015年8月31日月曜日

カラーコーディネートの基本-5. 色の「トーン」とは?

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

ブログでの 「カラーコーディネート講座」
今回の12回目で基本編は最後となります。
テーマは色の 「トーン」 についてです。



「トーン」は  明度 + 彩度 


「トーン」 とは何か?
「ちょっとトーンを変えてみましょう!」 ―なんて、
ファッション・コーディネートや ヘア・カラーリングの際に
耳にされたことはありませんか?

トーンとは、「色調」 のことです。

具体的にいうと、
これまでにご説明した「明度」と「彩度」の組み合わせです。

下の図は、トーンが変化すると、
色はどのように変化するかを表したもので、
赤のトーンのバリエーションが示されています。














図の縦軸は明度(色の明るさ)を表し、
上にいくほど明るい色となります。
横軸は彩度(色の鮮やかさ)で、
右にいくほど鮮やかな色となります。

右端の赤は最も鮮やかな色(=純色)です。
明度は中位に位置していますね。
この赤を基準に考えると・・・

左上の淡いピンク色は、
赤の明度を高くすると同時に、彩度を低くした色です。

また、左下のチョコレート色は、
赤の明度と彩度の両方を低くした色です。

ピンク色も、チョコレート色も、
じつは赤のトーンを変化させた色で、
赤のバリエーションの一つということができます。

このように、 「トーンを変える」 ということは、
一つの色相(色み)の明るさ・鮮やかさを変えることです。


赤をオレンジ色に近づけたり、赤紫色に近づけたりすることは、
色相を変えることですので、トーンを変えることにはなりません。

しかし、実際にファッションやヘアカラーなどにおいては、
色相の変化も含めて、色のニュアンスを変える場合に
「トーンを変える」と表現されることが多いようです。

それでも、色を扱うためには、
「トーンとは何か?」 という概念を
しっかりおさえていただきたいと思います。




2015年8月24日月曜日

カラーコーディネートの基本-4. 色の三属性その3・ 彩度

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

ブログでの「カラーコーディネート講座」も
本日で11回目となります。
今日は、前回までにご紹介した色の三属性で、
色相、明度に続き3つ目の 彩度 についてです。



色の三属性その3・ 彩度

彩度 とは色の鮮やかさのことです。

ビビッドカラーのように色鮮やかであれば「彩度が高い」、
色みがあまり感じられない場合には「彩度が低い」と表現します。

加えて、白、グレー、黒の無彩色は、
色みが全くありませんので、彩度は「 0(ゼロ)」です。
「 無・彩・色 」という名前の通りですね。 

因みに写真のネムの花は、
花弁の先端から付け根にかけて、
高彩度から低彩度へと彩度が変化しています。


・彩度は 派手さ・地味さ に大きく関わる

高彩度色は派手に、低彩度色は地味に感じられます。

ですから、ファッションやインテリア、ウェブデザインなどで、
「ちょっと派手だな…。」と感じる時には、
彩度を少し下げることで派手さを抑えることができます。
反対に、少々地味な場合には、彩度を上げればよいのです。

派手⇔地味 という尺度に関しては、
色相や明度を変えるよりも、彩度での調節が効果的です。

彩度という視点を持つことで、
カラーコーディネートの幅はぐっと広がります。




2015年8月17日月曜日

カラーコーディネートの基本-3-2. 明度による心理への影響

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださってありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の
千葉真須美です。

お盆などで、
ちょっと間があいてしまいましたが、
「カラーコーディネート講座」
続きをお送りします。


色の三属性その2・ 明度


明度(色の明るさ)について
押さえていただきたいこと、
前回ご紹介した「メリハリ感・
きわだち感」に続き2つ目は …


2、明度による心理効果


心理効果、-つまり、
目にしたものがどのように見えるか?
という、色の見え方・感じ方です。

明度によって、対象物の見え方がどのように変化するか、
代表的な例を3つご紹介します。



(1) 大きさの感覚への影響

明度が高い色は、大きく膨張して見えます。
明度が低い色は、小さく収縮して見えます。

よく、白い服は太って、黒い服はやせて見える、なんて言いますね。
ズバリ、そのことです。

「白・黒」 という具体的な色ではなく、
「明るい色・暗い色」 と明度で捉えてください。



(2) 重さの感覚への影響

明度が高い色は、軽く見えます。
明度が低い色は、重く見えます。

室内の配色では、天井は明るい色に、
床は天井や壁よりも暗い色に-という組み合わせが一般的です。
これは、軽く見えるものが上に、重く見えるものが下にある方が、
安定感が得られるからです。



(3) 質感への影響

明度が高い色は、柔らかく見えます。
明度が低い色は、硬く見えます。

上の写真の淡いピンクの花は、
背後の濃いピンクの花よりも柔らかに見えますね。
後ろの花をぼかして撮っていますが、
それでもやはり淡いピンクのほうが柔らかく感じます。


このように、同じ大きさ、同じ重量、同じ柔らかさ・硬さであっても、
色の明度が変わると見た目の印象が違ってきます。

ですから、
大きく見せたいから明るい色に、硬く見せたいから暗い色に・・・などと、
明度を利用して見た目を変えることもできるのです。




2015年8月6日木曜日

カラーコーディネートの基本-3-1. 色の三属性その2・ 明度

色の三属性 明度
Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

「カラーコーディネート講座」 の続きです。
今回は、色を構成する3つの要素(色の三属性)の2つめ、
明度 についてご説明します。



色の三属性その2・ 明度


明度 とは、色の明るさの度合いです。
色が明るい場合は 「明度が高い」 、
暗い場合には 「明度が低い」 と表現します。

全ての色の中で、最も明るい色は 白 、
反対に最も暗い色は 黒 です。
ですから、白に近づけば近づくほど 色は明るくなりますし、
黒に近づけば近づくほど 暗い色になっていきます。

この明度は、次の2つの色彩効果に大きく関わっています。


1、配色による メリハリ感・きわだち感


前に登場した色相や、後でご説明する彩度を用いて
メリハリ感・きわだち感を作ることも可能です。

しかし、明度を使うのが最も効果的です。
隣り合う色の明度差を大きくすることで、
メリハリ感・きわだち感が非常に強くなります。

例えば、ネイビーブルーのスーツを着る時は、
ライトブルーのシャツよりも 真っ白なシャツの方が、
明るさの差が大きくなり、メリハリ感が強まります。
その結果、より キリリッ!とした印象になります。

また、文書や資料の文字の読みやすさ、図形の見えやすさも、
明度によるきわだち感でコントロールできます。

この場合は、対象となる文字や図形の色と、
背景の色との明度差を大きくします。
すると、文字や図形がきわだち、認識しやすくなります。

明度差が最大になるのは、
最も明るい色=白と、最も暗い色=黒 の組み合わせです。

普段よく目にする 白地+黒文字 は、
文字が最も見えやすい組み合わせなのです。

*ただし、パソコンのモニターなど光を発するものでの
  白地+黒文字 は、眼への刺激が強く感じられます。

  そこで、ウェブなどでは、
  白地+ ダークグレー の文字で明度差を少々抑えた方が
  見やすくなります。


長くなってきたので、続く2つ目は次回の記事で…。




2015年8月3日月曜日

人気の色彩検定を 学習の目標・手段として活用

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

今日は「カラーコーディネート講座」をお休みして、
カラー分野の検定試験の一つ「色彩検定」についてです。

「カラーの試験を受けてみたいのですが、
 どの試験が良いですか?」
というご質問を受けた時、
私が最初におすすめしているのは 色彩検定 です。

近年カラーに関する資格が増えてきましたが、
歴史、知名度、人気などにおいて NO.1 といえるのは、
この文部科学省後援の技能検定、色彩検定 です。
内容の充実さに加え、受験者が多いために参考書籍が豊富、
試験実施地が多いなどの有利な点もあります。

色彩検定には 1級、 2級、 3級 の3つのレベルがあります。

3級 は、
カラーに関する基本的な事柄を理解しているというレベル。
・ カラーについて学びたいけれど、何から始めたらよいのか分らない
・ カラーを基礎からしっかり学びたい ・・・
という方には、3級の学習がおすすめです。

2級 は、
カラーの知識に加え、配色などの技能を持っているレベルです。
・ カラーの技能を仕事に活かしたい
・ 配色技法など実践力を身につけたい ・・・
という方には2級までの取得をおすすめします。

1級 は、
カラーに関する幅広い知識と技能を持っているレベルです。
・ 主にカラーを取り扱う仕事をしたい
・ カラーの講師になりたい ・・・
という方は、ここまで到達したいですね。

検定試験は、試験勉強を通して 色の知識や技能を体系的に学べること、
また合格すれば「ここまで理解しています・できます」という証明が
できることの 一石二鳥です。
学習の目標・手段として、比較的受験しやすい色彩検定を
活用されてはいかがでしょうか。




2015年7月31日金曜日

カラーコーディネートの基本-2. 色の三属性その1・ 色相



ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

本日の 「カラーコーディネート講座」 は、
色を構成する3つの要素(色の三属性)の一つ 「色相」 についてです。



色の三属性その1・ 色相


・色相とは

色相とは、
赤、 青、 黄、 緑、 紫  …
といった色みのことです。

この色相を円状に並べたものが上に表示されている 「色相環」 です。
その名の通り 色相の環(輪)ですね。

色相環上の色は、ちょうど虹色の順番に並んでいます。
虹の7色は外側から順に
赤、橙(だいだい)、黄、緑、青、藍、紫 。

上の図の色相環は、
左側の赤から虹色と同じ順番で色が並び、紫と赤の間に、
虹には存在しない赤紫を加えて環状につなげています。

また、それぞれの色は変化の度合いが、
見た目で等しくなるように12分割されています。

さて、この色相および色相環について、
おさえておきたいことが2つあります。



1、「暖色」 と 「寒色」


色の中には、暖かい感じがする色(暖色)と、
冷たい感じがする色(寒色)があります。

暖色は、この色相環上でいうと
左側の赤から時計回りで黄までの色相です。

寒色は、同じく、右側の青緑から青までの色相です。

それ以外の 黄緑・緑と、 青紫・紫・赤紫は、
温かさも冷たさも感じない色(中性色)です。
(*ここで示した色の範囲は色彩検定テキストによるものです)

暖色と寒色、中性色という分類は、
カラーイメージを中心によく用いられています。



2、色相環上の位置関係は配色に利用できる


色相環上で、隣り合う色や、距離の近い色を組み合わせると、
よくなじんで、まとまり感の強い配色となります。

例えば、黄と黄緑、黄と黄みのだいだい などです。

反対に、色相環上で距離の遠い色、
すなわち中心を通って向かい側にある色は、
お互いを引き立て合い、きわだち感の強い配色となります。

例えば、黄と青紫、黄と青、黄と紫 などです。

色と色とをまとめたいとき、あるいはきわだたせたいときに、
色相環での位置関係は色選びの大きなヒントとなります。


この2つは、
カラーコーディネートでの応用範囲が大変広いので、
しっかりと記憶にとどめておいてくださいね。

この後のカラーコーディネート講座でも
たびたび登場します。




2015年7月27日月曜日

カラーコーディネートの基本-1. 色の成り立ち/色の三属性

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださってありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の 千葉真須美 です。

ブログでの 「カラーコーディネート講座」
今回からはカラーコーディネートに必要な色の知識についてです。


前回の記事でお伝えした通り、
カラーコーディネートにセンスは必要ありません。
しかし、色に関する知識は必要です。
なぜなら、知識があれば、
目的に合わせた色や配色方法を選ぶことができるからです。

色は 「道具」 であると考えてください。

新しい道具を手にしたとき、
まずは、各部の名称や働き、使い方などが分からなければ、
上手に活用するのは難しいですよね。

そこで役に立つのが 「取説(取扱説明書)」 です。
少々面倒くさくても、初めに取説を読んでおけば、
機能を活かした使い方や、効率の良い使い方ができます。

これからお伝えする色の知識は、
「色の取説」 という感覚でお読みいただければと思います。

*色彩検定やカラーコーディネーター検定試験で採用されている
PCCS(日本色研配色体系)をもとにご説明します。



色の成り立ち/色の三属性


1 色の成り立ち

私たちの身の回りには、何十万、何百万という色が存在します。
それらは全て3つの要素から成り立っています。
その要素とは

・色 相  (色み)
・明 度  (明るさ)
・彩 度  (色の鮮やかさ)

この3つです。
これを色彩用語では 「色の三属性」 といいます。
この3つの要素をさまざまに変化させることによって、
全ての色は作り出されています。

色相、 明度、 彩度

この3つは色の基本中の基本ですので、
しっかりと覚えてくださいね。

次回は各要素について、詳しく見ていきます。




2015年7月22日水曜日

はじめに-2. カラーコーディネートにセンスはいらない

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の 千葉真須美 です。

ブログ上での「カラーコーディネート講座」、
前回の記事では、「カラーコーディネートでは
はじめに目的を明確化することが必要」
であることをお伝えしました。

さて、その目的が決まったとします。

例えば、
・ 知的で落ち着いた印象を与えるファッションにしたい
・ ナチュラルかつシンプルでくつろげる部屋にしたい
・ お客さまがワクワクするような楽しさいっぱいのチラシを作りたい など。

その次は…



配色理論によるカラーコーディネート


目的が決まったら、それを達成するために適した 色の組み合せ方
(=配色方法)に沿って色を選んでいきます。
手順はこれだけ!非常にシンプルです。

「私には色のセンスが無いから…。」
-と、おっしゃる方が時々いらっしゃいますが、
じつはカラーコーディネートにセンスは必要ありません。

「ある色合わせが、どのような効果を生むか」、反対にいうと
「ある効果を生むには、どの組み合わせが適しているか」、という
知識があれば、誰でもカラーコーディネートはできます。

カラーコーディネートはセンスではなく理論(理屈)です。
そして、理論に基づいて色を選んでいくうちに、
カラーセンス(色彩感覚)も自然と磨かれていきます。

色に関する知識があれば、色を目的達成のための道具として
ビジネスや暮らしの中で活用することができるのですから、
これを知らなきゃ損します!


-ということで、
次回からは、カラーコーディネートに必要な色の知識を
お伝えしていきたいと思います。




2015年7月20日月曜日

はじめに-1. カラーコーディネートはここから始まる


Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、
ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の
千葉真須美です。

ブログ上での
「カラーコーディネート講座」
ここからはしっかり順序立てて
話を進めてまいります。





第一にカラーコーディネートの目的を考える


さて、カラーコーディネートは、何から始めたら良いでしょうか?

カラーコーディネートを行う時、まず最初に行うべきこと、
それは 目的の設定 です。
どのような目的で色をコーディネートするのか?
この点が明確でないと、効果的な色選びはできません。

私はお客様から、「この色には何色が合いますか?」 
というご質問を受けることがあります。
しかし、このご質問は漠然としています。
例えば、「どこか美味しいお店を教えてください。」
というご質問と似ていると思います。

もしあなたが美味しいお店を聞かれたら、セレクトする前に
「どんな料理が好きですか?」「どんな雰囲気が良いでしょう?」
「ご予算は?」などとご質問されるのではないでしょうか?
相手の好みや予算など、具体的な条件や目的が分からなければ、
お店を絞り込むことはできないですよね。

それと同じで、「この色には何色が合いますか?」というご質問も
それによって どうしたいか? どうなりたいか?という
ご希望や目的が肝心なのです。

ファッションカラーの場合なら、
女らしく見せたい、若々しく、体型をカバーしたいなど、
インテリアカラーなら、
楽しい雰囲気に、くつろいだ雰囲気になどと、
何らかのご希望や目的があるはずです。

その点を明確にすることで、
適切なカラーコーディネートが可能になります。

カラーコーディネートによって 何をしたいのか? 何を得たいのか?
まずはその目的を考えてみましょう。


目的を明確にすることから、
カラーコーディネートは始まります。




2015年7月16日木曜日

ビジネスにおけるカラーコーディネートの重要性

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、
ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の
千葉真須美です。

今回は、ビジネスシーンで
カラーコーディネートが
どのように役立つかを
具体的にご紹介します。








カラーコーディネート、ビジネスシーンでの役割


前回までご紹介したカラーコーディネートの「美しさ」
「快適さ・機能アップ」 という役割は
ビジネスでも活かせます。
-というより、ビジネスで必要とされる役割ですね。

例えば、「美しさ」は、
商品パッケージや広告、プレゼン資料などに、
「快適さ・機能アップ」なら 
オフィス、店舗、工場などの環境改善などというように、
ビジネスの幅広い分野でカラーコーディネートが活躍します。

では、もう一歩踏み込んだ例をご紹介します。
ビジネス活動において重要なことの一つに
目立つこと が挙げられます。
お客様の目を引き、存在を認識してもらうことは、
ビジネスの第一歩とも言えます。

では、目立つためにはどんな色を用いれば良いでしょう?

きっと、色鮮やかで派手な色が思い浮かぶと思います。
それは間違いではありません。
しかし、どんなに派手な色を用いても、周りも派手な色であれば、
その中に埋もれて目立たなくなってしまいます。

つまり、目立つためには、派手な色であることよりも、
周りの色と差をつけることが重要なのです。
上の写真中央のカフェは外壁がライトブルーで、
この色自体はそれほど派手な色ではありません。
しかし、周りのベージュ系の建物の中ではとても目立っています。

このように、色選びでは周りとの関係性を考慮することが大変重要で、
それこそがカラーコーディネート(=色の調整)の役割です。


その他にも具体例はたくさんありますが、ひとまずこのへんにして、
次回はカラーコーディネートの方法に話を進めていきたいと思います。




2015年7月15日水曜日

カラーコーディネート、美しさ以外の役割・効果


ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の
千葉真須美です。

ブログ上での
「カラーコーディネート講座」
前回は、カラーコーデョネートが果たす
役割として、美しさを作るという点を
挙げました。

今日はインテリアを取り上げ、美しさ
以外のカラーコーディネートの役割や
効果についてご紹介します。




カラーコーディネート、インテリアにおける役割・効果


まずは、快適な空間づくり。

インテリアカラーのコーディネートによって、
ホッとやすらげる落ち着いた雰囲気を演出したり、
季節に合わせて、暖かい、または涼しげな空間が作れます。

色には体感温度 (実際の室温でなく、肌で感じる温度) に
影響を与えますので、上手に利用すれは省エネにも役立ちます。

また、色を利用した視覚効果で、
部屋の奥行き感じさせたり、天井を高く見せるたりと、
室内空間を感覚的に変えて見せることもできます。

それから、
部屋の用途に合わせたカラーコーディネートも効果的です。

例えば、
 ・リビングはリラックスできる配色
 ・ダイニングは楽しく、美味しく食事ができるように
 ・勉強部屋や仕事部屋は、集中力が高まる色・・・

このように、インテリアカラーのコーディネートによって、
美しさに加え、空間の快適さや機能を高めることが可能です。

よりよい暮らしのために、
ぜひともカラーコ-ディネートを活用していただきたいです。




2015年7月14日火曜日

カラーコーディネートで美しさを得る

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

ブログ上での「カラーコーディネート講座」、
今回はカラーコーディネートが果たす役割の
具体例を取り上げたいと思います。



見た目の美しさにカラーコーディネートは欠かせない


「カラーコーディネート」と聞いて、
どんなことを連想しますか?

多くの人が 「ファッションやメイク、インテリアなどを
美しく見せる色合わせ」
を思い浮かべることと思います。
そう、色合わせ(=配色)は見た目の美しさの重要なポイントです。

ファッションもインテリアも、さまざまなアイテム、
- 例えばファッションなら、トップス、ボトムス、小物類など、
複数のアイテムによって構成されています。
そのため、美しさを得るためには、これら各要素の色の
組み合わせ方が鍵となります。

1つ1つは美しい色でも、
組み合わせたときに美しい配色になるとは限りません。
「 1+1 」 が 「1」 や「0」、
場合によってはマイナスになることもあります。

しかし、全体的に調和がとれた組み合せなら、
美しさは「 1+1=2 」 にとどまらず、
「3」 にも 「4」 にもなりえます。

カラーコーディネートによって的確な色合わせができれば、
さらなる美しさを得ることができるのです。

見た目の美しさにカラーコーディネートは欠かせません。




2015年7月12日日曜日

なぜ カラーコーディネートは必要なのか?

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の
千葉真須美です。

カラーに興味がある!
カラーを勉強してみたい!

-というあなたのために、今回から
カラーコーディネートに関するお話を
順序立てて記していこうと思います。

まずはじめに、カラーコーディネートが
必要な理由を考えてみましょう。




カラーコーディネートが必要な理由


コーディネート( coordinate ) とは、
「各部を調整し、全体をまとめること」 という意味です。
ですから、カラーコーディネートは、
「各部の色の調節をして、全体をまとめるということ」 になります。

それでは、なぜ調整が必要なのでしょう?

その答えは…
あなたの周りを見渡してみてください。
数えきれないほどの数の色が存在していますよね。

人は一日のうちに
平均十万色もの色を見ているといわれています。
私たちの身の回りには、
それだけたくさんの色が溢れているのです。

そして、それらは単独でそこにあるわけではなく、
他のたくさんの色と、隣り合ったり、
囲んだり、囲まれたりしながら存在しています。
ファッションも、インテリアも、その他のものも、
一色だけで成り立っていることはほとんどありません。

また、情報の約8割は視覚から得られ、
その視覚情報の8割は色であると言われています。
それだけ色の影響力は大きいのです。

そこで、身の回りの色を上手に調整することで、
  ・より美しく素敵に見せる
  ・快適さや安全性を得る
  ・目立たせる、なじませる、隠す 
…など
さまざまな効果が得られ、状況を改善したり、
目標に向かって大きく前進することが可能となります。

カラーコーディネート=色の調整は
より良い暮らしやビジネス推進のための重要な手段となり得る。

これが、カラーコーディネートが必要とされる理由です。




2015年7月10日金曜日

(実例)テディ・ベアをカラーコーディネート その2

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

前回の記事 では、ピンクをメインに、
ソフトで女の子らしくコーディネートした
テディ・ベアをご紹介しました。

今日は、前回のベアと同時進行で、
全く逆のコーディネートを行った例のご紹介です。



元気なイメージのテディ・ベアに


写真のベアの特徴は、次の2点です。

・ イエロー系のボディに、イエローブラウンの鼻
・ 前回のベアよりもシャープな顔立ちで
  どちらかというと男の子っぽい雰囲気

そこで、少しメリハリ感を出して、
元気なイメージに仕上げることにしました。

選んだ色は ブルー系 。
イエローの補色に近いので、
ボディカラーに対しきわだち感が出る色です。
また、イエローをより美しく見せる色でもあります。

リボンとメダイユ(ペンダントトップ)は、
鮮やかで光沢の強いものをセレクトし、
アクセサリーのポイントとしました。

そして、それらとボディカラーをつなぐように、
コサージュ類は ソフトなブルー や、
ボディと同系色の マスタードイエロー などで
まとめてみました。

ボディと同系色でまとまり感を出し、
優しいイメージを演出した前回のベア。

それに対し、今回のベアは
ボディと補色できわだち感を出し、
元気なイメージを演出しました。

合計3体のテディ・ベアをカラーコーディネートという
大変めずらしい機会をいただき、私自身も楽しかったです。


■ 関連記事
「(実例)テディ・ベアをカラーコーディネート その1」




2015年7月9日木曜日

(実例)テディ・ベアをカラーコーディネート その1

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、
ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の 
千葉真須美 です。

今日は、私がこれまで行った
カラーコーディネートの中で、
ちょっと変わった例をご紹介します。

私がコーディネートしたのは、
なんと、このベアちゃんです

テディ・ベア作家さんのご依頼で、
3体のベアのデコレーションを
行いました。




テディ・ベアを優しい色合いでコーディネート


その中の1体が上の写真です。
このベアの特徴は

・ ほんのりとしたピンクベージュのボディ
・ 優しく女の子らしい印象の顔立ち

-この2点です。

これらを活かすために、
ピンクを基調としたソフトなカラーリングを考えました。

ボディカラーによくなじむ スモーキーピンク を中心に、
リボンやショルダー・コサージュ、パールで白をプラス。
この白は、ソフトな雰囲気を壊さぬよう、
キリッとした真っ白ではなく オフホワイト をセレクト。

しかし、これだけではちょっとぼんやりとしてしまいますので、
アクセントカラーとしてコサージュの中に
ワインレッドグリーン を加えました。

ワインレッドはピンクと同系色ですので、
存在感を示しながらも同調します。

グリーンはピンク系の補色に近い色なので、
きわだち感が生まれ、良いスパイスとなります。
同時にナチュラルな雰囲気も加わりました。

このように色を選んでいき、
写真のベアのカラーコディネートが完成しました。
初体験の テディ・ベア カラーコーディネート でしたが、
色選びの手順やコツは、人やその他のものと同じです。

カラーテクニックは幅広い分野で活用できるのです!




2015年7月8日水曜日

カラーイメージづくりでは トーンが重要

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、
ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の
千葉真須美 です。

前回の記事
「ソフトピンクのやわらかイメージで
 可愛さをプラス」 では、
ソフトピンクが柔らかいイメージを
演出している例をご紹介しました。

この記事の中で、
ただの「ピンク」ではなく
ソフトピンク 」 と限定していた
ことにお気づきでしたか?
「ソフト」といちいち付け加えたのには
理由があります。



トーンによって大きく表情を変えるピンク


ピンクなら優しく見えるか?-というと、
じつはそうとは限りません。
一言で「ピンク」といっても、
さまざまなピンクがあります。

前回と今回の写真のような  ソフトなピンク  は優しいイメージですが、
これよりも 鮮やかさが増したピンク は、
快活なイメージが加わって、キュートな印象になります。

さらに鮮やかさが強まり ビビッドピンク になると、
もう優しいイメージはほとんどありません。
あでやかで官能的、そして妖しさまでも感じます。
(しかも、文字が読みにくくてすみません。)

このように、同じピンク系であっても、
トーン(=色調)によって大きくイメージが変わります。
ですから、イメージづくりにはトーン選びが重要なのです。

もちろん赤や青といった色みも大切ですが、
トーンの影響も十分に考慮して色を選んでみてください。


■ 関連記事  「ソフトピンクのやわらかイメージで可愛さをプラス」




2015年7月6日月曜日

ソフトピンクのやわらかイメージで可愛さをプラス ~内館牧子 著「女盛りは意地悪盛り」

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、
ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の
千葉真須美 です。

書店で平積みになっている本の中から、
思わず手に取ってしまった文庫本。
内館牧子さんのエッセイ集
「女盛りは意地悪盛り」 です。

表紙に描かれているネコの
睨みつけるような鋭い眼差しが
何とも言えません。

硬い表情ながら
どこかユーモラスで可愛く見えるのは、
全体の7~8割を占める
ソフトピンク の効果です。



ソフトピンクは柔らかさ、優しさが得意


想像してみてください…
もしも、このソフトピンク の代わりに、
青や紫、グレーなどが使われていたら
どんなイメージになるでしょう?

きっと、冷たさや、怪しげな雰囲気が強調されて、
タイトル通りに意地悪で怖い印象になることと思います。

そうなってしまわないのは、ソフトピンク のおかげ。

どこか硬い部分があっても、
優しい色合いを用いることで、
柔らかい印象に変えることができるのです。

このエッセイ自体も、
内館さんらしい鋭くてハッキリとした物言いでありながら、
全編を通してユーモアや大らかさを感じる内容。

ちょっぴりのハードさと、全体を包むソフトさで、
表紙も中身も魅力的な作品だと思いました。




2015年7月1日水曜日

はじめまして

Photo by Masumi Chiba

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カラーリスト・色彩講師として
活動中の 千葉真須美 です。


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