2015年7月6日月曜日

ソフトピンクのやわらかイメージで可愛さをプラス

Photo by Masumi Chiba
ご覧くださって、ありがとうございます!
仙台を拠点に活動中の
カラーアドバイザー・色彩講師 
                          千葉真須美 です。


書店で平積みになっている本の中から、
思わず手に取ってしまった文庫本。
内館牧子さんのエッセイ集
「女盛りは意地悪盛り」 です。

表紙に描かれている、
睨みつけるような鋭い眼をした
ネコの表情が何とも言えません。

硬い表情ながら
どこかユーモラスで可愛く見えるのは、
全体の7~8割を占める
ソフトピンク の効果です。



想像してみてください。

もしも、このピンクの代わりに、青や紫、黒などが使われていたら
どんなイメージになるでしょう?

きっと、冷たさや、怪しげな雰囲気が強調されて、
タイトル通りに意地悪で怖い印象になることと思います。

そうなってしまわないのは、ソフトピンク のおかげ。

どこか硬い部分があっても、
優しい色合いを用いることで、
柔らかい印象に変えることができるのです。

このエッセイ自体も、
内館さんらしい鋭くてハッキリとした物言いでありながら、
全編を通してユーモアや大らかさを感じる内容。

ちょっぴりのハードさと、全体を包むソフトさで、
表紙も中身も魅力的な作品だと思いました。



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