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| Photo by Masumi Chiba |
書店で平積みになっている本の中から、思わず手に取ってしまった文庫本。内館牧子さんのエッセイ集 「女盛りは意地悪盛り」 です。
表紙に描かれているネコの睨みつけるような鋭い眼差しが何とも言えません。
硬い表情ながら、どこかユーモラスで可愛く見えるのは、全体の7~8割を占める ソフトピンク の効果です。
■ ソフトピンクは柔らかさや優しさ、可愛さが得意
想像してみてください…もしも、この ソフトピンク の代わりに、青や紫、グレーなどが使われていたら、どんなイメージになるでしょう?
きっと、冷たさや怪しげな雰囲気が強調されて、タイトル通りに意地悪で怖い印象になることと思います。そうなってしまわないのは、 ソフトピンク のおかげ。
どこか硬い部分があっても、優しい色合いを用いることで、柔らかい印象に変えることができるのです。
このエッセイ自体も、内館さんらしい鋭くてハッキリとした物言いでありながら、全編を通してユーモアや大らかさを感じる内容です。
ちょっぴりのハードさと、全体を包むソフトさで、表紙も中身も魅力的な作品だと思いました。
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