colored by Masumi Chiba |
ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美 です。
5月に入り、仙台も新緑が美しい季節となりました。
日々変化する自然の色合いは、カラーコーディネートの
最高のお手本ですね。
ところで、先々月「中村佑介ぬりえブック『COLOR ME』
第一回ぬりえコンテスト」に入賞した記念に、
自分へのプレゼントとして 水彩色鉛筆 を購入しました。
初めての水彩色鉛筆、それがこちらです!
Photo by Masumi Chiba |
ファーバーカステル社の
アルブレヒト デューラー水彩色鉛筆で、
大奮発の120色セット!
なんだか使うのが惜しくて
しばらくは眺めて楽しんでいましたが (笑)、
思い切って試してみたのが一番上の作品です。
使い勝手が分からず、とりあえず普通に塗ってから
水を含ませた筆でなぞってみると…
色鉛筆の粒子が溶けてなめらかな質感になるだけでなく、
驚くほど発色が良くなりました。
色によって差はありますが、
水無しの時より 彩度(色の鮮やかさ)が
2~3段階上がったように感じます。
この鮮やかな発色は水彩色鉛筆の大きな魅力でしょうね。
その一方で、鮮やかさが増すことを念頭に置いて、
色を選んだり、塗り方を加減するなど
ちょっとした工夫が必要だと思いました。
水無し・水ありの色の変化が分かるように
カラーチャートを作っておくのも良さそうです。
それから、水彩色鉛筆作品は写真うつりが良いです。
色鉛筆作品を写真にすると、色が飛んでしまうことが多いのですが、
水彩色鉛筆作品は実物に近い鮮やかさです。
SNSに向きそうです。
初めて水彩色鉛筆を使った感想はこんなところですが、
これからまた気付いた点などありましたら
ぬり絵作品と共にご紹介したいと思っています。