2016年10月10日月曜日

大人の塗り絵|配色のヒント③ 進出色・後退色で奥行きを演出する

竹の額縁と植物に囲まれたトラの塗り絵作品
colored by Masumi Chiba

世界的な塗り絵ブーム火付け役、ジョハンナ・バスフォードさんの「ふしぎな王国」の中から一作を塗りました。

今回の狙いは、奥行き感です。


■ 進出色・後退色で奥行きの表現にチャレンジ

・アイディアは「だまし絵」

アイディアとしては、竹で四角く囲まれたユニークなトラの画を、だまし絵(不思議絵)のような雰囲気に仕上げたいと思いました。

そこで、竹の外側を額縁に見立て、額縁から飛び出ている葉は手前に、トラが横たわる草むらは奥に感じるような色使いを考えました。


塗りかけの竹と植物で囲まれたトラの絵の塗り絵

・進出色と後退色

画面の奥行きを作るために使用したのが、進出色と後退色です。

近づいて見える色を進出色、遠ざかって見える色を後退色といいます。

進出色は暖色系の色で、手前に見える効果は、およそ 赤>赤紫>橙>黄色>黄緑 です。
後退色は寒色系の色で、遠ざかって見える効果は、およそ 青>紫>青緑 です。

これらの色の効果を利用して、引っ込めたい中央部分は緑に青を重ね、近づけたい周りの部分は黄色系の額縁とし、さらに赤紫、橙、黄緑を配置しました。

さて、その結果はいかがでしょう?奥行きを感じていただけると嬉しいのですが…。


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