![]() |
| colored by Masumi Chiba |
今回も ジョハンナ・バスフォード作「ふしぎな王国」からの塗り絵です。
植物を描いた線画の場合、私は葉は緑系、花は暖色系の色で塗りたくなります。しかし、この作品ではそのことにとらわれず、画面構成の位置関係に注目して配色を決めました。
■ 対照色相配色と類似色相配色
まずは円状に配置された植物の外側部分を、その時に心惹かれた緑みの青でぐるりと囲むように塗りました。
背景は繊細な植物のラインが引き立つように、緑みの青の対照色相である黄みの橙を用いてきわだち感を強調しました。
そして、円の外側から中心に向かって 緑みの青 → 青緑 → 緑 → 黄緑 と色相のグラデーションに。これに合わせて背景も 黄みの橙 → 黄 → 淡い黄色 と変化させました。
![]() |
| colored by Masumi Chiba |
中央部分は、黄色系と黄緑(実際は黄緑より少し緑より)で類似色相配色になっています。(上の図・右側の配色)その結果、中央部分に近づくにつれてモチーフと背景の色がなじんでいきます。
最後に、蝶とオオハシの黒を加えてアクセントカラーとしました。
描かれたモチーフよりも位置関係に注目したので、全体の色の配置や色どうしの関係性でアピールする仕上がりになったと思います。
■ 関連記事
・大人の塗り絵|配色のヒント⑧ 2組の補色を組み合わせる
・大人の塗り絵|配色のヒント⑥ 色相環からヒントを得る

