2019年1月20日日曜日

確かな色彩力を身につける学習法

配色練習のワークシートとカラーカードを並べた写真
Photo by Masumi Chiba

今回は「確かな色彩力を身に付けたい!」という方のために、効率良く、確実に 色彩力を身につける学習方法をご紹介します。


■ 段階を踏んだ学習で、色彩力をものにする

・色彩力はこのようにレベルアップする

色彩力は次のような段階でレベルアップします。

1. 色彩理論を知る・理解する
2. 対象物の色彩効果や配色目的が理解できる
3. 効果的な配色ができる

そして、各段階に到達するためには次のような学習が必要です。

(1) テキストで色彩理論(色のなりたち、色彩効果、カラーイメージ、配色法など)を学ぶ
(2) アート作品、広告など身の回りの色を観察し、色彩効果や配色目的について考察する
(3) (1)と(2)に基づいて実際に配色練習を行う

(1) のテキストによる学びで色の「りくつ」が解ると、(2) として例えば商品や広告に目を向けた時に、
「この商品はビビッドカラーで目を引いている」、
「この広告はブルー系で涼しげなイメージを表現している」
などと「どうしてこの色が選ばれたのか?」という色使いのポイントが掴めるようになります。

そして、肝心なのが (3) の練習です。効果的な配色ができるようになるためには、(1)(2)をもとにアウトプットを繰り返すことが必要です。


・色彩力レベルアップのための練習法

具体的には、カラーカード、ぬり絵、PCのペイントソフトなど手軽なツールを用いて、

・(1)で学んだ配色理論を実際に試してみる
・素敵だと感じる色合わせを真似してみる
・今までに行ったことの無い色合わせを実験的に試してみる

など、試行錯誤しながら何度も配色を行ってみてください。

できればカラーカード(配色カード)の使用がおすすめです。

最初のうちは練習の効果が感じられないかもしれません。

しかし、この練習無しで色を使えるようになることはおそらく無理でしょう。

「検定試験には合格したけれど実際の配色は苦手」という方がたくさんいらっしゃいます。

それは、アウトプットの練習が足りないためです。

配色ができるようになるには配色の練習が必要です

私自身もある時期に毎日30~1時間の配色練習を行いました。

繰り返すうちに、スムーズな色選びができるようになってきていることを、自分でも感じました。

練習用ツールでの配色に慣れてきたら、ファッション、メイク、インテリアなど身近なところで実践していくのもいいですね。

繰り返しますが、

理論を学ぶ → 見て考える → 配色練習をする

この流れで取り組めば、確かな色彩力を身に付けることができます。


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