Photo by Masumi Chiba |
ご覧くださって ありがとうございます。
カラーリストの千葉真須美です。
新年がスタートし早くも2週間が過ぎようとしています。
「今年は色の勉強を始めたい!」
「今年はカラーの資格を取りたい!」
という目標をお持ちの方もいらっしゃることと思います。
そんな方はもちろん、
「色に関心がある」「色を楽しみたい」という方々にも
色の情報や色彩力アップのためのヒントを
ご提供していきたいと思っています。
色のセンスは磨くもの
たまに「私、色のセンスが無いんです。」
-と、おっしゃる方がいらっしゃいます。
「センスが有る・無い」
会話の中でこのような表現をすることがありますが、
「色のセンス」、
言い替えると「色を上手に扱うことができる力」
(私はこれを「色彩力」と呼んでいます)は、
「有る・無い」というよりも、
「身に付けたか・これから身に付けるか」、
あるいは「磨いたか・これから磨くか」と
捉える方が適しています。
中には生まれながらに色彩感覚の鋭い方も
いらっしゃるかもしれません。
しかし、色彩力は一般的に 経験 や 学習(知識)によって
培われたり磨かれたりするものです。
例えば、
・豊かな自然、美しい街並みの中の色に目を向ける、
・絵画や手芸、写真など趣味を通して色に触れる、
・色の成り立ちや組合せ(配色)について学んでみる など、
日ごろから色と接したり色に関心を持っていたりすれば、
色彩力はおのずとアップします。
色のセンス=色彩力 は、
「有る・無し」ではなく、
「身に付けたか・これから身に付けるか」、
「磨いたか・これから磨くか」です。
積極的に色と向き合ってみませんか?
次回は色彩力アップのための方法を
もう少し具体的にご紹介したいと思います。