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| Photo by Masumi Chiba |
本日の記事のタイトル
「色の試験に合格しても、
色選びがスムーズになるとは限らない」、
これは私の経験によるものです。
もうずいぶんと前のことですが、フラワーデザイナーの資格を取得した私は「色選びが上手になりたい!」と思い、とりあえず色彩検定(当時の「ファッションカラーコーディネート検定」)を受験することにしました。
そして、公式テキストを購入して独学で学習し、併願受験で一気に2級・3級を取得しました。ところが、試験に合格してもスムーズに色選びができるようにはなりませんでした。
試験で問われるような知識を得るだけでは不十分なのです。学習で得た知識を活かす練習が必要です。
では、どんな練習が必要でしょう?
色選力を身に付けるにはアウトプットが必要
それは、アウトプットの練習です。
○○○ な時はこんな色、△△△ な場合はあんな色… と、色の知識を利用して、求められる色を選び出す作業を繰り返します。
何度もアウトプットすることで、頭の中に色選びの回路ができ、スムーズに色を選べるようになります。
また、アウトプット作業でたくさんの色に触れるうちに、おのずと色彩感覚も磨かれていきます。
カラーカードや色鉛筆などを使って、アウトプットの練習をできるだけ試してみてください。
きっと、だんだんと手ごたえを感じるようになるはずです。
次回は「上手な色選び」についてお話したいと思います。