ご覧くださって、ありがとうございます!
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。
大変嬉しいご報告があります。
現在 大阪で開催中の「中村佑介展」で、
なんと、なんと 私の塗り絵作品も
展示していただいています!
これは、今年初めに行われた
「中村佑介ぬりえブック『COLOR ME』
第一回ぬりえコンテスト」
の入賞作品もご紹介しようという
中村さんの計らいによるもので、
他の入賞者のみなさまと一緒に
参加させていただくことになりました。
ご連絡をいただいた時には、
あまりの驚きで心拍数が上昇しました。
信じられないほど光栄なことです。
こんな夢のような出来事は一生に一度のことと思い、
私も大阪まで見に行くことに決めました。
私の作品はともかく、
中村佑介さんの過去最大の展覧会だそうですので、
中村ワールドを堪能しに
ぜひ足を運ばれてはと思います。
会場は 日本一高いビル あべのハルカス、
会期は 9月18日までです。
入場料も 大人800円、高校生以下は無料という
大変良心的な設定です。
そして、色の勉強にもなるはずです!(断言)
暑さに負けず
この夏は 大阪「中村佑介展」へ!!
■展覧会情報は こちら
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| colored by Masumi Chiba |
インドネシアのイラストレーターNicholas F. Chandrawienata さんの作品集「SERENE」から、大変魅力的な2枚のイラストを塗りました。この2つの配色方法の違いについてご紹介します。
■ 色相環で並ぶ色を取り入れて
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| colored by Masumi Chiba |
今回掲載した 2つの作品は、意図的に対照的な配色にしてみました。
どこが対照的かといいますと、上の作品は暖色中心の色使いで、色相環の図に示したとおり左側に並んだ色のみを使用しています。
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| 1枚目の塗り絵で使用した色(グレイのラインの範囲) |
一方、下の作品は、肌色を除き寒色が中心で、色相環では右側に並んだ色を使用しています。
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| 2枚目の塗り絵で使用した色(グレイのラインの範囲) |
つまり2つの作品は、使用している色が色相環上で対照的な位置関係にあるのです。そのため、作品から受ける色のイメージも対照的で、1枚目は情熱的な感じ、2枚目はクールな感じが伝わってきます。
このように、色相環の色の並びは配色のアイディアの一つとなります。
色相環に慣れ親しんでおくと、色選びに悩むときなどの助けとなり、良いヒントが得られることと思います。
