2016年4月11日月曜日

大人の塗り絵|背景色ひとつで変わる、作品の雰囲気と色の見え方

カラフルな花模様を塗った大人の塗り絵作品
colored by Masumi Chiba

今回の塗り絵は、マーカーペンと蛍光ペンを使用してみました。少々ムラになったり、滲んだりしましたが、色の鮮やかさと透明感はペンならではですね。

この塗り絵を使って、背景色を変えるという実験をしてみました。


■ 画像ソフトで背景色を変えてみると…

・背景色選びは悩みのタネ

塗り絵の配色で、背景の色選びに迷うことはありませんか? 私はしょっちゅう、いえ、毎回悩みます。

背景色は画面に占める割合が大きい場合もあるので、色選びには慎重になります。

そこで、背景色によって作品全体のイメージがどのように変わるのか、ちょっと実験をしてみました。


・画像ソフトで背景色を変化させてみる

上の画像はオリジナルの作品です。太陽の暖かい日差しのような柔らかな黄色を背景色としました。全体が明るくまとまったと思います。

これを、画像ソフト(Photoshop)を使って、背景色を変化させたのが下の2つの画像です。


花模様の塗り絵を明るいブルーの背景に変えた作品

こちらの背景は、黄色と反対色の明るいブルーです。図柄の花にも使用している色なので、全体の調和は得られています。

オリジナルと比べると、ブルーの効果により、少し引き締まったクールな印象に変わりました。*画像ソフトで塗りつぶしたので、ペンのような透明感がありません。


花模様の塗り絵をネイビーの背景に変えた作品


ブルーの明度を落として、ネイビーの背景に変えたのがこちらの画像です。

引き締まった印象が強くなりました。また、背景が後退して見えるので、花が手前に進出しているような立体感が感じられます。

イメージ的にも、夜に咲く花のような神秘的な雰囲気になりました。


■ 背景色は作品全体の雰囲気を変える

このように実際に色を変えて比べてみると、背景色によって図柄の見え方や、作品全体のイメージが、かなり変わることが分かります。また、背景の面積が広ければ広いほど、背景色の影響力も大きくなります。

背景色は、作品全体にとってとても重要です。

背景色が思い浮かばない、あるいは決められない場合は、カラーカードを背景部分にあてるなどして、試してみるのがおすすめです。

自分が思い描く作品に仕上げるためには、背景色を慎重に選ぶ必要がありますね。


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