2018年2月19日月曜日

かわいい!と評判のメダルのリボンは、これに基づいて配色?

https://www.pyeongchang2018.com/en/medal

ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリストの 千葉真須美 です。

平昌オリンピックで日本人選手の活躍が続いています。
羽生選手、宇野選手に引き続き小平選手も!
連日メダリストの姿がテレビやネットに映し出されるにつれ、
「メダルのリボン(ストラップ)の色がかわいい!」
評判になっています。

淡い ピンク水色 の組み合わせは、
気の早い春いを思わせる 優しくてかわいい色合いですね。

この配色を見てピン!と来ました。

この2色は韓国の国旗「太極旗」をもとに
配色されたのではないでしょうか?





太極旗は中央に赤と青で成り立つ円が描かれています。
この円は宇宙を表し、世界は 陰と陽、天と地、男と女 などのように
相反するものを包括して成り立っていることを示しています。

この赤と青が メダルのリボンに
取り入れられているように思えます。

しかし、そのままの色ではちょっと鮮やかすぎて
メダルの繊細なデザインが目立たなくなりそう…。

そこで、

赤と青それぞれに「白」を加えて
メダルに調和するソフトな色合いに調整したのが、
今回のリボンのピンクと水色なのではないか?

-というのが私の推理です。

因みに、リボンの素材には韓国の伝統衣装の生地を
使用しているようです。

このリボン以外にも、オリンピックでは
たくさんの美しい色が見られます。
色を楽しんだり、色が選ばれた理由を考えたり、
色という視点からオリンピックを見てみるのもおすすめです!


*画像は 平昌オリンピック公式サイト よりお借りしました。