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ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリストの 千葉真須美 です。
平昌オリンピックで日本人選手の活躍が続いています。
羽生選手、宇野選手に引き続き小平選手も!
連日メダリストの姿がテレビやネットに映し出されるにつれ、
「メダルのリボン(ストラップ)の色がかわいい!」と
評判になっています。
淡い ピンク と 水色 の組み合わせは、
気の早い春いを思わせる 優しくてかわいい色合いですね。
この配色を見てピン!と来ました。
この2色は韓国の国旗「太極旗」をもとに
配色されたのではないでしょうか?
太極旗は中央に赤と青で成り立つ円が描かれています。
この円は宇宙を表し、世界は 陰と陽、天と地、男と女 などのように
相反するものを包括して成り立っていることを示しています。
この赤と青が メダルのリボンに
取り入れられているように思えます。
しかし、そのままの色ではちょっと鮮やかすぎて
メダルの繊細なデザインが目立たなくなりそう…。
そこで、
赤と青それぞれに「白」を加えて
メダルに調和するソフトな色合いに調整したのが、
今回のリボンのピンクと水色なのではないか?
-というのが私の推理です。
因みに、リボンの素材には韓国の伝統衣装の生地を
使用しているようです。
このリボン以外にも、オリンピックでは
たくさんの美しい色が見られます。
色を楽しんだり、色が選ばれた理由を考えたり、
色という視点からオリンピックを見てみるのもおすすめです!
*画像は 平昌オリンピック公式サイト よりお借りしました。