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| Photo by Masumi Chiba |
大人の塗り絵への関心の高まりとともに、塗り絵は脳にいいという話を耳にすることが増えました。
そこで、今回は、塗り絵の脳トレ効果について取り上げます。
■ 大人の塗り絵と脳トレ効果
・川島教授によると・・・
テレビ放映ご報告の記事 の中で、東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授が塗り絵が脳の活性化に効果があるというお話をされたことをご紹介しました。
じつは、川島教授のお話には続きがあり、このようにおっしゃっていました。
『なぜ 塗り絵で脳がいっぱい働くかというと、できあがりのイメージがあるからです。できあがりに向かってステップを歩んでいくというのが、前頭前野をたくさん使う方法のひとつです。』
さらに、衝撃的なご発言も…。
『脳の働きは年をとると落ちると勘違いされていますが、実際に測定すると、20歳を過ぎると全員まっすぐに落ちていきます。なので、(塗り絵は)20代の方も、30代の方も、60代・70代の方にも全員に同じ効果があります。』
脳トレというと高齢の方のためのものと思いがちですが、私を含む成人の方全員に塗り絵の効果があることが分かりました。
・脳の活性化に効果的な塗り方
川島先生のお話の中に、『できあがり(のイメージ)に向かってステップを歩む』というお言葉がありました。
具体的には「最初にできあがりのイメージを描く→ それに合わせた配色や塗り方を選ぶ」ということになると思います。
イメージを描くときも、配色や塗り方を選ぶときも、色の知識が役に立つと私は考えています。次の記事では、色の知識はどのように塗り絵に活かせるかをご紹介します。