2016年2月18日木曜日

大人のぬり絵|IROJITEN(色辞典)の魅力と、鉛筆削り2種の比較

色辞典IROJITENと鉛筆削りのアイテム写真
Photo by Masumi Chiba

大人の塗り絵のための色鉛筆情報、今日は IROJITEN(色辞典)と鉛筆削りを取り上げます。


■ トンボ鉛筆 IROJITEN(色辞典)

IROJITEN(色辞典)は、その名の通り本のような素敵なパッケージ。


IROJITEN色辞典の外箱セット写真
画像出典:トンボ鉛筆公式ページ(http://www.tombow.com/products/irojiten/)

中身も とっても個性的です☆

色鉛筆は色のトーンごとに分けられ、第一集から第三集まで、それぞれ下記の3つのトーンで構成されています。

  • 第一集 ペールトーン、 ビビッドトーン、 ディープトーン
  • 第二集 ペールトーンⅡ、 ディープトーンⅡ、 ライトグレイッシュトーン
  • 第三集 フローレセンス、 ベリーペールトーン、 ダルトーン

トーンごとに10色で、1集(1セット)30本、全集(3セット)揃えると合計90本のラインナップです。

それぞれのトーンの色イメージは、下の画像のトーンマップを参考になさってください。
(ここに含まれていない「フローレセンス」は蛍光色のような鮮やかな色調で、「ベリーペールトーン」は、ペールトーンよりもさらに明るく淡い色調です。)



トーンや、トーンの名前について理解されている方には、とても解りやすいグループ分けだと思います。

特に淡い色調の充実ぶりが大きな魅力で、私は第二集、または淡い色を単品で買い足す予定ですが、最初にIROJITENを購入するなら、第一集をおすすめします。

なぜなら、純色(ビビッド)、淡い色(ペール)、深みのある色(ディープ)と、主要なトーンが揃うからです。あとは必要に応じて購入されるのが良いと思います。


■ 鉛筆削り、ノリスクラブとDUXシャープナー

鉛筆削りも、ぬり絵の必需品ですね。私は一番上の画像の2種類を試してみました。ステッドラー・ノリスクラブ(左)と、DUXシャープナー(右)です。

ステッドラー・ノリスクラブは、2種類の太さに対応していて、削りくずの始末も簡単です。しかし、どの程度削れているのか見えない点と、切れ味がいまひとつな点がマイナスポイント。

DUXシャープナーは、反対に削りくずの始末がちょっと面倒ですが、切れ味バツグンで、先端までしっかり削れます。

この2つでしたら、私のおすすめはDUXシャープナーです。

鉛筆削りは比較的購入しやすいお値段のものも多いので、いくつか試して、使い勝手が良い物を選ばれるのが良いでしょう。きっとあなたが気に入る商品に出会えることと思います。


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