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| Photo by Masumi Chiba |
前回の記事「モネの庭で配色を学ぶ①~単色と類似色相」に引き続き、モネの庭に咲く花々の色から配色法を学びます。今回は中差色相配色と多色配色を取り上げます。
中差色相による構成
中差色相配色は色相差が4~7の色の組み合わせです。各画像内の12色色相環では、24の色相の中の偶数番号の色が表示されているため、1つの色から2つ隣り、または3つ隣の色相が中差色相です。
中差色相は、まとまりが感じられる類似色相と、色の違いを強く感じる対照色相の中間に位置するため、色相差が小さければまとまり、大きければ対照性が感じられます。
中差色相/同一トーン配色
下の画像のチューリップの赤とパンジーの黄は、中差色相の関係です。色の違いが感じられますが、トーンが同じなので、トーンによるまとまりも感じます。どちらも誘目性の高い色ですので、お庭の中でも目を引く配色です。
中差色相/類似トーン配色
こちらは、中差色相で類似トーンの3色配色です。その中の2色はトーンが異なる赤紫なので、色相は2つで構成されています。中差色相にトーンの違いが加わり、動きを感じる配色です。
このピンク2色のチューリップと忘れな草の組み合わせは、日本のお庭でもたまに見かけます。
中差色相/対照トーン配色
前の2つの例は色相差が6の中差色相ですが、この画像は色相差4ですので、まとまり寄りの中差色相です。その一方で、トーンは明度の差が大きい対照トーン配色ですので、メリハリ感があり、引き締まった印象です。
多色配色
最後は多色配色です。こちらの画像の下半分にあたる花々は、赤、青紫、黄、赤みのだいだいの4つの色で構成されています。
見る部分によって、
と、さまざまな配色になっており、大変カラフルです。
また、花の色が点在する様子から、印象派の絵画を連想しました。
今回は、中差色相配色と多色配色を取り上げました。前回の「単色と類似色相」よりも色の幅が広がり、華やかさや動きがより感じられる配色になっていると感じます。
2回に渡ってモネの庭の花々の配色法を取り上げました。ガーデニングやフラワーアレンジメントの配色のご参考に、あるいはファッションやインテリアの色選びのヒントにしていただけると嬉しいです。
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