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| colored by Masumi Chiba |
今回はクリアな色調を意識して配色した塗り絵作品をご紹介します。ジョハンナ・バスフォード作「Wonders おとぎの国のぬりえブック」 からの一枚です。
■ 明清色を中心に配色
美しいスワンの線画を見て、イメージしたのがステンドグラスです。このイメージから、色ガラスの透明感を感じさせるような明るく澄んだトーンで配色することに決めました。
まずは、線画をステンドガラス風にアレンジ。もとの線画は楕円形の部分だけですが、四角い枠を書き込んで外側を黒く塗りつぶしました。(上の画像左)
配色は明清色トーンのペールトーン(p)、ライトトーン(lt)、ブライトトーン(b)を中心に選びます。中央を引き立てるために楕円形の外側は無彩色のグレーにしましたが、こちらも明るいライトグレイ(ltGy)にしました。
また、塗り方も一工夫しました。
色鉛筆による色の表現の1つに、異なる色を重ねて深みを出す方法があります。この方法は色の深みや重厚感が出せる一方で、透明感や明るさが低下しがちです。そのため、なるべく複数の色を重ねずに、単色の濃淡で塗るようにしました。
クリアな印象が伝わっていれば成功なのですが、いかがでしょうか。

