今回は映画「彼が愛したケーキ職人」をご紹介します。
上の画像は日本公開用のポスターです。ベースカラーがパンや焼き菓子を連想させる美味しそうな色ですよね。私はフランスかベルギーあたりが舞台のちょっとロマンチックな大人のラブストーリーかな?と想像していました。
ところが、主な舞台は中東のイスラエル。内容はちょっと悲しいしみじみとした物語で、ポスターの配色から受けるイメージとは少々違う作品でした。
■ 中東の街を彩るエスニックカラー
この映画で印象的だったのが街並み、インテリア、ファッションに見られたターコイズブルー・白・レンガ色です。
例えば、街並みを映し出した時のレンガ色の屋根、白い壁、ターコイズブルーの窓枠。画像のポスター中央の写真にも レンガ色と白の壁と、女性が着ているターコイズブルーに近い色のインナーが見られます。
ターコイズブルーはトルコ石(ターコイズ)の色、レンガ色は赤土の色で、この二色の組み合わせからはエスニックなイメージが得られます。そこに明るい白が加わった三色配色です。
この配色、これに似た組み合わせのイタリア国旗の三色、フランス国旗の三色と比べてみるとどうでしょう?
こちらのカジュアルさ、スポーティーさに比べて、やはりどこか民族的な雰囲気を感じますね。
きっとイスラエルらしい三色配色なのであろうと感じました。


