「はらぺこあおむし」の作者エリック・カールさんの訃報を耳にし、もう20年近くも前に大きな影響を受けたことを思い出しました。
■ テレビ番組「色の魔法を学ぶ」
NHKで放映された「未来への教室」というテレビシリーズの第3回目に登場したのがエリック・カールさん。番組は「色の魔法を学ぶ」というタイトルで、子どもを対象としたワークショップの様子を紹介する内容でした。
この番組から、私は2つのことを学びました。
・よく見ることの大切さ
「よく見てごらん。同じ葉っぱでも、光が当たっているところと、当たっていないところとでは色が違うでしょう?」
エリックさんは庭に立ち植物を指しながら、色を観察することの大切さを教えていました。意識してよく見ることで、見えてくる色があるのです。
・やってみることで新たな美しさを得る
紙に自由に色を塗って色紙を作るワークのシーンでは、小さい子どもたちは楽しそうに思いのまま色を重ねていきます。
ところが、少し年上の子たちは「〇〇色と〇〇色を合わせたら、おかしいかな?」などと考え込んでしまい、なかなか手が動きません。年齢が上がると、やってみることへのハードルも上がるようです。
色合わせは頭であれこれ考えるより、実際に試すのが一番だと思います。さらに、私の経験では「やってみたら予想より良かった!」ということが少なくありません。試せば試すほど、今まで気づかなかった配色の美しさに出会います。
そして、画面の中で楽しそうに語るエリックさんの姿からは、色の楽しさ、素晴らしさが何よりも伝わってきました。
よく見ること、やってみること、この2つのエリックさんからの学びの影響は、私のブログ記事にも表れています。
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