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| photo by Masumi Chiba |
「イエべ」と「ブルベ」ということばを、テレビ、雑誌、ネットなどのファッション&メイク情報で頻繁に目にするようになりました。
■ パーソナルカラーによるコーディネート
・イエベ・ブルベとは?
イエベはイエロー・ベースカラーの略で、黄みを含む暖かい印象を受ける色、ブルべはブルー・ベースカラーの略で、青みを含むクールな印象を受ける色です。
全ての色はこの二つに大別され、それぞれのグループで色をまとめると、調和のとれた配色となります。
・パーソナルカラーにありがちな提案
この理論をファッション&メイク分野に取り入れたのが、パーソナルカラーです。
パーソナルカラー診断は、春・夏・秋・冬の4つのタイプに分類するフォーシーズンが有名ですが、さらに8分類、12分類などと細かく分類する方法もあります。
どの診断方法でも大抵は、イエベ・タイプの方はイエベ・カラーで、ブルべ・タイプの方はブルべ・カラーで、ファッション&メイクカラーを統一するコーディネートを提案します。中には「あなたはイエベなので、ブルベの服もコスメも捨ててください。」などとアドバイスするコーディネーターもいらっしゃいます。
しかし、そうなると、最初から色の半分は使えないことになりますよね?
パーソナルカラー診断にあまり忠実になり過ぎると、自分の色の世界を狭めてしまうことがあり、それはとても惜しいことだと思います。
■ パーソナルカラーを柔軟に取り入れて
・イエベ+ブルベ配色も魅力的
また、異なるベースカラーの組合わせ、すなわちイエベ+ブルべの配色は、不調和な組み合わせでしょうか?
そんなことはありません。例えばこちらの配色です。
上の画像はイエベのグリーンに同じイエベのオレンジと、ブルべのピンクを組み合わた例です。
左側は、イエベ+イエベで、2つの色がしっくりと馴染みます。右側は、イエベ+ブルベですが、これも新鮮で素敵です。春先のメイクカラー(アイカラー&リップカラー)でよく見かける組合せです。
この他ファッションでも、ネイビーのデニム(ブルべ)にブラウンのシューズ(イエベ)といった組合わせはごく普通に行われ、良く合っています。
・遊び心と柔軟性で色を楽しむ
その上、パーソナルカラー診断でどちらかのタイプに分類されても、もう一方のグループの色は全て似合わないわけではありません。中には似合う色も存在します。
そうなると、どちらか片方のグループだけに色を限定する必要は必ずしもないことが分かります。
イエベ・ブルべのコーディネートは活用しながらも、あまりとらわれ過ぎずに色の世界を広げていただくことをおすすめします。時には遊び心を持って、柔軟にパーソナルカラーを取り入れていただければと思います。