2016年1月25日月曜日

カラーコーディネート応用編-1. アクセントカラー その1

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって
ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の
千葉真須美です。

ブログ上での
カラーコーディネート講座は、
基本、実践編に引き続き
応用編へと進んでまいります。

第1回目の今日は
アクセントカラー について
取り上げます。




アクセントカラーの選び方


アクセントカラーとは


ファッションやインテリアなどでも
「アクセントカラー」 という言葉は
頻繁に登場しますね。

アクセントカラーは
配色がまとまりすぎて
単調になってしまった時などに、
ポイントとなって全体を引き締めてくれる色です。

上の写真では、
外壁や看板がソフトな色合いで
まとまりの配色になっています。
ただし、まとまり過ぎて
少々インパクトに欠けます。

それをググっと引き締めてくれているのが、
真っ赤なベゴニアの花です。
ベゴニアの赤がアクセントカラーになっています。

もし、この花が無ければ・・・。
ちょっと物足りない雰囲気になりますね。



アクセントカラーの選び方


アクセントカラーは
まとまりの中のポイントとなる色ですので、
周りの色と大きく異なる色 にします。

つまり、
周りの色とアクセントカラーとで
「きわだちの配色」 をつくります。

写真の例でいうと、
花の赤は 周りの淡いトーンと対照的な
ビビッドカラーですので、
トーンによるきわだちの配色です。

さらに、
すぐ後ろに見える看板のフレームは
ブルー系ですので、花の赤とは
色相によるきわだちの配色でもあります。

また、上の例の赤のように
彩度が高い鮮やかな色は目をひきやすいので、
とても効果的なアクセントカラーになります。

このように、
アクセントカラーは色選びが大切です。
次回は、アクセントカラー使いの
もう一つのポイントをご紹介します。