2017年7月10日月曜日

大人の塗り絵|配色のヒント⑥ 色相環からヒントを得る

SERENEの塗り絵作品・暖色を中心に配色した女性の絵
colored by Masumi Chiba

インドネシアのイラストレーターNicholas F. Chandrawienata さんの作品集「SERENE」から、大変魅力的な2枚のイラストを塗りました。この2つの配色方法の違いについてご紹介します。


■ 色相環で並ぶ色を取り入れて


SERENEの塗り絵作品・寒色系の色を中心に使用した女性の絵
colored by Masumi Chiba

今回掲載した 2つの作品は、意図的に対照的な配色にしてみました。

どこが対照的かといいますと、上の作品は暖色中心の色使いで、色相環の図に示したとおり左側に並んだ色のみを使用しています。


1枚目の塗り絵で使用した色を示した色相環図
1枚目の塗り絵で使用した色(グレイのラインの範囲)

一方、下の作品は、肌色を除き寒色が中心で、色相環では右側に並んだ色を使用しています。


2枚目の塗り絵で使用した色を示した色相環図
2枚目の塗り絵で使用した色(グレイのラインの範囲)

つまり2つの作品は、使用している色が色相環上で対照的な位置関係にあるのです。そのため、作品から受ける色のイメージも対照的で、1枚目は情熱的な感じ、2枚目はクールな感じが伝わってきます。

このように、色相環の色の並びは配色のアイディアの一つとなります。

色相環に慣れ親しんでおくと、色選びに悩むときなどの助けとなり、良いヒントが得られることと思います。


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