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2017年5月4日木曜日

水彩色鉛筆で ぬり絵にチャレンジ!

colored by Masumi Chiba

ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美 です。

5月に入り、仙台も新緑が美しい季節となりました。
日々変化する自然の色合いは、カラーコーディネートの
最高のお手本ですね。


ところで、先々月「中村佑介ぬりえブック『COLOR ME』
第一回ぬりえコンテスト」に入賞した記念に、
自分へのプレゼントとして 水彩色鉛筆 を購入しました。

初めての水彩色鉛筆、それがこちらです!


Photo by Masumi Chiba

ファーバーカステル社の
アルブレヒト デューラー水彩色鉛筆で、
大奮発の120色セット!

なんだか使うのが惜しくて
しばらくは眺めて楽しんでいましたが (笑)、
思い切って試してみたのが一番上の作品です。

使い勝手が分からず、とりあえず普通に塗ってから
水を含ませた筆でなぞってみると…

色鉛筆の粒子が溶けてなめらかな質感になるだけでなく、
驚くほど発色が良くなりました。

色によって差はありますが、
水無しの時より 彩度(色の鮮やかさ)が
2~3段階上がったように感じます。
この鮮やかな発色は水彩色鉛筆の大きな魅力でしょうね。

その一方で、鮮やかさが増すことを念頭に置いて、
色を選んだり、塗り方を加減するなど
ちょっとした工夫が必要だと思いました。
水無し・水ありの色の変化が分かるように
カラーチャートを作っておくのも良さそうです。

それから、水彩色鉛筆作品は写真うつりが良いです。
色鉛筆作品を写真にすると、色が飛んでしまうことが多いのですが、
水彩色鉛筆作品は実物に近い鮮やかさです。
SNSに向きそうです。

初めて水彩色鉛筆を使った感想はこんなところですが、
これからまた気付いた点などありましたら
ぬり絵作品と共にご紹介したいと思っています。