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2017年1月11日水曜日

コロリアージュ~ 鉛筆削りを変えると 色も変わる?

Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、ありがとうございます!
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

近頃一段と寒さが増してきました。
こんな季節は暖かい部屋でのコロリアージュが一番ですね!

さて、コロリアージュの必需品のひとつが 鉛筆削り です。



鉛筆削りを変えてみたら…


私は、ステッドラー・ノリスクラブ(写真左)と、
DUXシャープナー(写真中央)の2つを1年前に購入し、
主にDUXシャープナーを使っていました。

ところが、2ヶ月前くらいから急に切れ味が悪くなり、
色鉛筆の先端が細く削れなくなってしまいました。

そこで、近くの文房具店で新たに購入したのが
クツワの K’ZOOL(ケズール)(写真右)です。
(ネーミングがいい!)

これがなかなかの優れモノで、
仕上りの芯の長さを調節することが可能です。
つまり、先端を太くしたり、鋭くしたりできるのです。

芯の先の太さによって、
塗った時の表現が異なります。

色鉛筆の性質や紙質によって差はありますが、
芯が太ければ、ふわっとした柔い質感が出せますし、
細ければ、密度の濃いなめらかな質感にできます。

ちょうど、毛糸で編んだニットと、
シルクスカーフの風合いの違いに似ていますね。

質感が異なると、色の見え方も多少違ってきます。

そのため、どんな表現をしたいかによって、
色鉛筆の芯の太さを調節することも必要だと感じます。
-となると、鉛筆削り選びも大切ですね。

色鉛筆をご自分の好みの状態にできるよう、
鉛筆削りをセレクトしてみてはいかがでしょう?
私ももっと他の商品を試してみたいと思っています。