2016年1月28日木曜日

カラーコーディネート|応用① アクセントカラー(後編)

アクセントカラーの効果を示す屋外シーンの写真(赤を差し色にした制服の例)
Photo by Masumi Chiba

ブログ上のカラーコーディネート講座、前回の 「アクセントカラー(前編)」 に引き続き、今回は「後編」です。


アクセントカラーのコツ


アクセントカラーの使い方

アクセントカラーは、全体のカラーリングを引き締めるスパイスの役割をします。
スパイスですから、分量はほんのちょっとでOK。全体の1割程度までにとどめます。分量が多いとアクセントの域を超えてしまいます。

また、1ヶ所だけでなく、数ヶ所に分割して使用すると安定感が増します。
例えば、上の写真。プラハ城の衛兵交代の様子ですが、制服を飾る赤が肩、胸元、肘などにチラホラと見えます。少量の鮮やかな赤があまり遠くない距離に配置されていて、バランスが良いですね。

また、写真全体で捉えた場合、クリーム色やサンドベージュの風景の中、兵隊さんが着ているネイビーの制服はアクセントカラーになっています。


ファッションやインテリアへの応用

ファッションの場合、小物でアクセントカラーを取り入れると 「 鮮やかカラー ・ 少量 ・ 複数 」 というポイントが簡単にクリアできます。

例えば、ネクタイとポケットチーフ、マフラーと帽子、あるいは手袋、バッグとシューズやベルトなどなど…。

インテリアも小物の活用がおすすめです。複数のクッション、人形などの置物とアートフレーム、ランチョンマットとテーブルに飾った花など…。

小物なら取り換えるのも簡単ですから、季節や気分に合わせてさまざまなアクセントカラーが楽しめますね。

【応用編②/全5回】アクセントカラー(後編)


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