2015年7月15日水曜日

カラーコーディネート|美しさ+心地よさをつくる色の役割と効果

窓辺の室内風景を柔らかく撮影した写真。落ち着いた色調が空間に温かさとくつろぎを与え、色のコーディネートによる心地よさと雰囲気づくりのイメージを表現。
Photo by Masumi Chiba

ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

ブログ上での「カラーコーディネート講座」
前回は、カラーコーデョネートが果たす役割として、
美しさを作るという点を挙げました。

今日はインテリアを取り上げ、
美しさ以外のカラーコーディネートの役割や
効果についてご紹介します。


インテリアにおける色の役割・効果

まずは、快適な空間づくり。

インテリアカラーのコーディネートによって、
ホッとやすらげる落ち着いた雰囲気を演出したり、
季節に合わせて、暖かい、または涼しげな空間が作れます。

色には体感温度 (実際の室温でなく、肌で感じる温度) に
影響を与えますので、上手に利用すれは省エネにも役立ちます。

また、色を利用した視覚効果で、
部屋の奥行き感じさせたり、天井を高く見せるたりと、
室内空間を感覚的に変えて見せることもできます。

それから、
部屋の用途に合わせたカラーコーディネートも効果的です。

例えば、
 ・リビングはリラックスできる配色
 ・ダイニングは楽しく、美味しく食事ができるように
 ・勉強部屋や仕事部屋は、集中力が高まる色・・・

このように、インテリアカラーのコーディネートによって、
美しさに加え、空間の快適さや機能を高めることが可能です。

よりよい暮らしのために、
ぜひともカラーコ-ディネートを活用していただければと思います。


■ 関連記事

「カラーコーディネート|なぜ色の調整が必要なのか?その理由とは…」
「カラーコーディネート|色の調和が美しさを高める」