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2022年11月7日月曜日

配色カードがリニューアル!

色のトリセツ 配色カード・リニューアル
右のカラーカードが配色カード158a 

ご覧下さってありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の 千葉真須美です。

日本色研の配色カード158シリーズが
10月にリニューアルされました。

配色カードと言えば、色彩検定で使用される199aを
思い浮かべる方が多いかと思います。
配色カードの158、199といった数字は、
商品を構成しているカラーカードの枚数を表し、
a、b、c のアルファベットはカードのサイズを表しています。

つまり、今回リニューアルされた158シリーズは、
カラーカード158枚(158色)で構成されている商品です。
(上の写真は、表紙が半分切れてしまっていますが、配色カード158aです。)


リニューアルのポイント

さて、今回のリニューアルのポイントは、表面の質感サイズ です。

以前の158シリーズは光沢のある発色で、
カラーカード自体はとても美しいのですが、
他のカラーカードや素材と組みあわせた時に
浮いてしまうことがありました。

今回、その表面の質感が199シリーズと同様のマット調に変更され
より使いやすくなりました。

サイズも、158aでは幅3.5cmから3cmとなり、
199aと同じサイズになりましたので、
これまた使いやすさがアップしたと思います。

ただし、お値段も158aで 620円(税込 682円) から
750円(税込 825円) へとアップしています。


配色カード158と199、構成の違い

先に述べた通り、158シリーズと199シリーズでは
カラーカードの枚数が異なります。

158には、199と同じく下のPCCSの有彩色(144枚)が含まれています。

v   ビビッドトーン(純色) 24枚
dp  ディープトーン 12枚
dk  ダークトーン 12枚
p   ペールトーン 12枚
lt  ライトトーン 12枚
b   ブライトトーン 12枚
sf  ソフトトーン 12枚
d   ダルトーン 12枚
ltg   ライトグレイッシュトーン 12枚
g   グレイッシュトーン 12枚
dkg  ダークグレイッシュトーン 12枚

無彩色については、
199が W(ホワイト)から Bk(ブラック)まで17枚(17段階)なのに対し
158では 9枚(9段階)です。
そこに彩度段階を表す5枚が加わり、合計158枚となります。

199は、その他にピンク系10枚、ブラウン系7枚、オフニュートラル系15枚、
フレッシュ(肌色)系6色が含まれています。


配色カード158と199の使い分け

初・中級レベルの配色レッスンや、検定試験に向けた学習においては
158シリーズの構成で十分間に合います。
(お値段も199シリーズよりお手頃ですし…)

逆に199をおすすめしたいのは、
まず、色彩検定1級を受験される方です。
2次試験で199aが使用されますので、
こちらに慣れておいた方が良いでしょう。

また、ファッション、メイク、インテリア等の配色を学ぶ方にも
ピンク系やブラウン系などが含まれる199が便利です。

レベルや用途に合わせて、158シリーズか199シリーズか
お選びになると良いと思います。
※下のamazonのリンクは今現在リニューアル前の商品です。


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