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先日、高市早苗さんが自民党総裁室の椅子に座る様子が、ニュース等で公開されました。思わず注目したのは、背景の本棚です。並んでいる本の背表紙が、カラフルでありながら深い色調で、落ち着いたまとまりがあり、とても美しいと思いました。
これに関連し、今回は本棚に並ぶ本の色について取り上げます。
(上の画像は報道画像をもとにAIで再現したイメージです)
本をどのように並べていますか?
本棚の本の並べ方は、人それぞれです。主な基準として次のような点が思い浮かびます。
・ジャンル
・作家別、出版社別、発行日順
・作家や作品名の五十音順
・良く手にする順、好きな順
芥川賞、直木賞といった賞に関連した作品など、テーマを作ってまとめるというのもありそうですね。
このような分類は、本を探す時などに便利で実用的ですが、本棚に並べると背表紙の色がバラバラになってしまいます。
見た目をまとめる、私の工夫
私の場合、本を並べる時は作家別という分類を第一にしています。その上で、できるだけ見た目も美しくしたい! ということで、次のような色の調整をできる限り取り入れています。(恥ずかしながら、本棚の一部を公開)
・隣り合う色の差が大きくならないようにする
(例)画像、左側3段目は、左から大きく黄色・水色・青が並んでいますが、この順番の方が、黄色・青・水色と並べるよりも色の差が少ない
・なるべく色のかたまりを作るようにする
(例)左側1段目のネイビーグループ、2段目の水色グループ、3段目の3グループなど
・グラデーションを取り入れる
(例)右側1段目、左側2段目の右5冊など、部分的ですがグラデーションに
同じ作家で背表紙が白とネイビーの2色あるなど、なかなか思い通りにはいきませんが、少しでも工夫をすれば見た目は変わります。それに、どうすればまとまるかの試行錯誤も、また楽しみの一つです。
究極のカラーコーディネート
海外のインテリアコーディネート番組で、驚きの本のカラーコーディネート術が紹介されていました。それは、本のカバーを裏返して本にかけるというものです。すると、印刷されてない裏側が本の表面を覆いますので、背表紙が白一色で統一されるというわけです。
当然、書籍名は分からなくなりますが、本をインテリアの構成要素と捉え、便利さを捨てて美しさを最優先すると、このような選択肢もあるということがわかりました。
見た目をとるか、便利さを取るか、あなたならどうしますか?

